ヒロインハーレム-投稿-
そんな内山が三つ編みを解いていた。
そこまでしなくてもいいと思ったが、解くと長い髪の編んでいた所がウェーブがかかっていて、それがなんだかぐっと来る。
しかも髪質が本当に綺麗なのだ。
編んでいるのが勿体無いが、このウェーブがなかなかいいと思ってしまう。
髪を解いた辺りで、俺は背中から内山を抱きしめた。
「あっ・・・」
「・・・理緒」
内山ではなく理緒と名前を呼んだ。
彼女は抵抗しない。
「桑山くん・・・私と初めてなんて嫌じゃない？」
「俺は・・・理緒が欲しい」
俺が答えると、彼女が俯く。
後ろから見ると耳が真っ赤になっていた。
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