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祭り囃子
官能リレー小説 - その他

総合順位:2495位
その他:244位
得票数:14
発起人:匿名さん
投稿日:2024-04-10
最終投稿者:匿名さん
最終更新日:2024-11-17
投稿数:12

この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。

はじめから読む

書き出し

しっとりとした空気が日暮れの町を包む。オレンジジュースみたいな色の夕焼けだ。遠くの方ではひぐらしの声、そして夏風に乗って祭囃子が聞こえてくる。今日はお祭り。年に一度の、夏祭りだ。
それなのに俺はというと…。
◇ ◇ ◇
俺はベッドの上に転がっていた。
夏祭りに行かず、もちろん浴衣なんて着ていない。素っ裸で、みじめったらしく天井を眺めていた。
部屋は暑いのに、寒気がした。
夏風邪かもしれない。あるいはもっと別のものかも。
それもこれも、すべてはあの夢のせいだ。
そう、あれは夢だ。ただの夢だ。
なのに俺はその夢から抜け出せないでいる。
あの夢が頭から離れないせいで、俺は夏祭りに行くことが出来なくなってしまったのだ。

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