“リア充”始めました
官能リレー小説 -
その他
この作品は官能小説です。
18歳未満の方は閲覧禁止です。またアダルトコンテンツを不快に思う方はご遠慮ください。
書き出し
朝、そろそろ夏と秋が入れ替わりを見せるこの時期、俺が通っている佐代高校のある一教室ではすでに秋を通り越して極寒の真冬が到来していた。
「あ、あの〜・・・・もう一度言ってくれないかな?“君達”は“彼”の何だって?」
黒板の前に立っている教師がその顔から汗をながしながら目の前の“彼女ら”に聞き返していた。
(やめて先生!もう俺のライフはとっくにゼロだからーーーーーーーー!!!!)
教師の声を耳にしながら先ほどから野郎どもの殺気と嫉妬の視線を浴びている俺は心の中でそう絶叫した。
しかし、どうやら運命の神は俺の事を嫌っているらしい・・・・。
「もう一度言うわよ!私たちはそこで机にへばってる悠木信哉(ゆうきしんや)の“婚約者”よ!!」
この瞬間をもって俺は彼女達との“リア充”生活が幕を開けた。