快感メーター
-削除/修正-
処理を選択してください
No.94
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
用意してあったタオルでぶちまけた欲望を拭いとる。 そして俺は、瑞穂のお腹を優しく優しく撫でていた。 荒かった呼吸が穏やかになり……やがて、ぽつりと瑞穂がつぶやいた。 「お腹…好きなの?」 「女の身体で特に嫌いなところはないなあ…」 声を出さずに笑った……そんな気配がした。 「成り行きでそのまま犯されちゃうかと思ったけど」 そう言って、瑞穂が体を起こし…起こし…。 「ちょっと、お腹から手をどけてよ」 はいはい。 瑞穂が体を起こす。 「なんで?」 「夢中だったので」 「嘘……夢中なあなたと、冷静なあなた、その両方を感じたわ」 俺は瑞穂を見つめ。 「憧れの国崎瑞穂が、その手で俺の息子を支えて、自ら腰を下ろして受け入れてもらうのが夢です」 「……馬鹿ね」 「いかにも」 瑞穂はちょっと笑った。 「嘘つき」 いや、本気で夢なんですが。 セックスになれた関係ではなく、初めてのセックスがそれ……などと力説はしない。 「……不感症は嘘、セックスが怖いのはホントってとこですか?」 しばらく、俺と瑞穂の視線が重なりあった。 ぽつりと。 「だいたい、正解」 なるほど。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
快感メーター
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説