人生、いくらでもやり直せるさ
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喜ぶ愛花ちゃんの笑顔に俺も癒される。 そして俺達は恋人のように寄り添って車へと戻ったのだ。 温泉宿に着いた頃には日も暮れ、丁度食事時だった。 露天風呂付きの和室に夕食が運ばれてくる。 近くの漁港から直送の海鮮料理だと説明されたが、2人して思わず声が出るぐらい豪勢なものだった。 これだけ豪勢な食事が出て、部屋も露天風呂が付いて素晴らしいのだがリーズナブルな値段設定・・・ 忙しくて殆ど旅行に行けなかった身としては、知らない間に良い時代になったものだと感心するばかりだ。 しかも、愛花ちゃんと言う連れが出来た事で余計に楽しくて出費も気にならない。 「お刺身が美味しい・・・」 「そうだね、好きかい?」 「はい!大好きなんです!」 そんな愛花ちゃんを見ながら俺も旨い刺身を堪能する。 彼女が口元を隠す手、その薬指には指輪が輝いている。 実はこれ、親父とお袋の形見の指輪で、故郷から持ってきた遺産の一つだった。 旅館に来る前に思いついて、要らぬ詮索を避ける為に有効利用する事にしたのだ。
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