絶海の彼方で
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美月ちゃんが採ってきてくれた花を手向け、二人で彼の冥福を祈った。 黄昏が夜にとって代わるこのひと時が、彼が冥府に旅立った事を実感させる。 拠点に帰る道すがら、美月ちゃんがぽつりと言った。 「…他の人達も、みんな死んじゃったのかな」 「誰かが助かってるといいな。せめて、一人でも、二人でも…」 「そうだね」 またいずれ、死体が漂着するかもしれない。彼の死体を見て、俺も少なからず心をえぐられた。美月ちゃんも同じだろう。 「とにかく俺達は生きてたんだ。夕飯にしよう」 「……そうだね、うん」
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