人生、いくらでもやり直せるさ
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No.235
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あの事件の舞台だ。 ホテルからは歩いても行ける距離。 市街地と言っても住宅と田畑が混在する地方の小都市らしい光景の中、川沿いに二階建ての連棟が並ぶ。 古いがコンクリート製の所謂長屋だ。 その長屋の一番端が彼女の住居なのだ。 愛花ちゃんの案内でその家に入る。 「ママ、帰ってきたよ」 そう愛花ちゃんが言うと、奥から人が出てきた。 直ぐに分かる、愛花ちゃんそっくりの人。 彼女が母親の雪乃なのだろう。 「娘がお世話になりました」 少しぎこちない動作で正座すると、そう深々と頭を下げてくる。 愛花ちゃんそっくりだが、雰囲気が全く違う。 彼女同様、むっちりとした爆乳巨尻なのに、消えてしまいそうなぐらい儚げなのだ。 「そんな、顔を上げてください」 そう言うと上げる顔と視線・・・ 身震いする程、ドキリとする。 美しく儚げなだけでなく、思わず守らないといけないと思ってしまうぐらい保護欲を掻き立てる雰囲気を纏っている。 これも一種の男を狂わす魔性なのかもしれない。 愛花ちゃんが陽なら彼女は完璧に陰の雰囲気で、顔は殆どおなじでもこうも違うのかと驚くばかりだった。
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