人生、いくらでもやり直せるさ
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No.118
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こんな所でこんな声を出すとかヤバい奴に違いない。 ホテルに部屋を変えてもらう手もあるが、むしろ余計に眠れぬと思った俺はチェクアウトして夜の町へと車を走らせた。 殆ど何も考えずと言うか、余計に刺激された感情のままに走らせ、ふと車を止める。 「何やってんだ俺・・・」 そこは良く知る所。 故郷まで数キロしか無い、よく訪れた公園近くまで来ていたのだ。 自分の立場は分かっている筈だ。 故郷にとって俺は犯罪者と同じような存在だ。 親友以外の誰にも歓迎されない。 その親友すら迷惑がかかるから関わって来なかったのだ。 だが、そんな立場なのにここに戻ってきてしまった。 無性に元妻と娘に会いたかった。 暫くハンドルに頭を付け心を落ち着かせる。 ここに来ては駄目なのだ。 そう言い聞かせる。 そんな俺の携帯が鳴る。 電話なんて半年かかって来なかった携帯にだ。 愛花ちゃんかと思い見ると公衆電話・・・ 恐る恐るとってみる。 「もしもし・・・」 「あっ・・・」 小さな声。 聞き覚えがあった。
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