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交差
官能リレー小説 - 女性向け

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交差 71

鍛え上げた硬いお尻も悪くないけど、こういった脂肪が付いた柔らかそうなお尻も捨てがたい…

水を汲み向きをかえる直人さん…
黒々とした陰毛に垂れたぺニスが揺れている…

「そんな見るなよ…伊藤君みたいに見せられた身体してないんだからさ…」
いやいや、僕にとってはノンケっぽくて充分に美味しそうな身体なんですけど…

「僕は単に痩せているだけですよ…細い分やたらモノが目立って困ります…」
その場に立ち上がり裸を見せる…
こんな部屋の中で全裸の男が二人…客観視すると多分滑稽だ…

「綺麗な身体だと思うぜ…室長とはまた違って…」
鍛え上げた室長の身体の方がGay受けはすると思うけど…

「室長の身体は脂肪とは無縁ですもんね…」
一歩前に出て直人さんの横腹を摘まむ…
挟み込む指先に肉が集まる…

「恥ずかしいな…伊藤君だって全く脂肪なんて付いてないじゃん…」
直人さんの手が探るようにして僕の腹を擦る…

「こしょぐったいですってぇ…触り方がエロいですよ」
身体を捩り抵抗するものの、その手は下に下がって来る…

「伊藤君の陰毛…髪の毛みたいに柔らかなんだな…」
いや、髪の毛よりかは太いとは思いますけど…

「そんなこと言われたの初めてですよ…」
そもそも陰毛について語ることなど今までにないことだ…

「そうだよな…伊藤君は初めてじゃないんだもんな…」
それって男同士のセックスのこと言ってます?

「僕だって26にもなる男ですからね…直人さんが女性とヤっているように、僕だってそれなりには経験してますよ…」
女性とヤったのはつい今さっきのことなんですけどね…

「初体験はいつ頃?…」
それって男とのことを聞いてんですよね?

「遅いですよ…僕が高校、大学の時は今ほど市民権なかったですからね…」
LGBTQなんて言われ世の中に浸透し初めたのはせいぜい5年位前からだ…

「ネットで知り合うの?…」
それしか出会いの場なんてありませんって…

「はい、こうして普段の生活の中で出会うなんてこと…そうそうありませんから…」
ある意味奇跡に近いのかもしれない…

「ゲイバーとかは?…」
確かにそういう所で仲良くなるってのもあるな…

「ナンパ系の店ならそういう目的で来ていますからね…」
いわゆる発展場って言われる店だ…

「なんかヤるだけの目的っていうのも虚しいな…」
ノンケが行くソープと変わらないですね…

「直人さんは風俗とかは行かないんですか?…」
モテそうだからそんな所に行く必要は無いと思いますけど…

「前の会社の付き合いで行ったことはあるさ…」
僕と一緒だ…行きたくもないのに行かざるおえなかったもんな…

「ちゃんとデキました?…」
僕は勃ちませんでしたけどね…

「それゃあの時は自分はストレートだと思って疑わなかったからな…」
要するに風俗嬢とヤったってことですね…

「コレが女性の中に挿ったんですね…」
垂れた直人さんのモノを柔んわりと握る…
皮に被われたソレはシルクみたいに肌触りがいい…

「知っての通り…女としか経験ないからな…」
直人さんは目覚めたばかりですもんね…

「ノンケはGayにとっては最高のご馳走なんですよ…」
だからいわゆるゲイビに出演するモデルのほとんどは、金の誘惑に駆られたノンケが多い…

「伊藤君にとっても魅力あるのか?…」
それって直人さん、自分が…って言ってます?

「僕は…直人さんがGayとかノンケとか関係なく、充分魅力を感じてますけど…」
これを僕に言わす天然なとこも…なんだか可愛いと思っちゃうんですけど…

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