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交差
官能リレー小説 - 女性向け

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交差 51

「薬のお蔭です…そうじゃなかったら…こんなことするのに抵抗もあったと思いますから…」
脳内もエッチモードに侵食されているのね…

「パンツは脱いだ?…」
だいぶ暗闇に目が慣れてきたとはいえ、それは分からない…

「はい…キツかったんで即効で脱ぎました…」
てことは…伊藤君は一糸纏わぬ全裸ってことなのね…

「見てみたいは…ちゃんと」
パンツ越しの膨らみしか見ていないもの…

「電気つけます?…」
それはちょっと…
自分の裸を見られるのには抵抗がある…

「携帯で…お願い」
あの位の灯りだったらまだ許せる…

「分かりましたよ…お仰のままに」
ベッドから離れ自分の携帯を取りにいく伊藤君…
電源を入れると、伊藤君の顔が浮かび上がる…

「やだはぁお化け屋敷じゃないんだから…」
お決まりのおふざけとはいえ、陰影が付いて笑っちゃう…

「お化けですか?…それを言うなら怪物っていうのどうです?…」
灯りを勃起したペニスの横から照らす…
壁に浮かび上がる巨大な影…
ジェラシックワールドで見た、Tレックスの影みたいだ…

「ふふ、怪物っていうよりキノコみたい…」
写し出すそれは、雁の段差までくっきりと見えている…

「…毒キノコとはいはないでくださいよ…」
灯りを正面に移動する伊藤君…
私の視線もそれに釣られる…

「ぅわぁ…」
そんな驚きの声が思わず口から漏れ出てしまう…
天に向かい塔のように聳え勃つ伊藤君のペニスは、思った以上に大きい…

「どうです?…僕らしくないって…皆に言われるんです…」
皆って…セックスしてきた男たちにってことよね…

「立派だは…優紀のよりも大きいもの…」
今まで…優紀以上の男と寝たことはなかった…

「室長さんのは…膨張率が低いってことなんですかね?」
確かに平常時は優紀の方が大きく見えた気がする…

「伊藤君のは高いってこと?…」
伊藤君の平常時は昨日のショーでしか見てはいない…

「まぁ男の場合はその時の状態で日々変わりますから…外気は勿論ですし…溜まり具合によっても…」
ってことは…昨日、優紀の平常時が大きかったのは…溜まっていたから…ってことなのね

「男の人って…どの位溜めておけるもんなの?」
優紀だって自慰行為はするんだろうけど…

「普通は1週間位だと思いますよ…そうじゃないと夢精しちゃいますからね…」
外部から刺激を与えないでもイっちゃうってことね…

「優紀ぐらいの歳でも夢精ってするもんなの?…」
脳の刺激だけでイくなんて…それはそれで興味深いけど…

「多分それはないですよ…作られる精子の量が若い時とは違いますからね…」
そういえば19歳ぐらいが男のピークだって、前に優紀が言っていたはね…

「伊藤君は?…」
19がピークだとすると…26歳の伊藤君はもう7年も経過しちゃっているけど…

「僕だってもう夢精はしませんよ…その前に出しちゃいますからね…」
そこまで溜め込む前にオナちゃうってことね…

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