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交差
官能リレー小説 - 女性向け

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交差 50

「勉強になるは…男同士のセックスのこと、ちっとも知らなかった…」
女にはない前立腺という性感帯が、男の人のお尻の中にだけあることも知らなかったし…

「それじゃあ、ちゃんとしたトコ…舐めますね…」
ザラッとした舌先…
力を込めて…また緩めて…
輪郭をなぞるようにして這い回る…

「あ、ぃぃ…」
伊藤君を童貞だと何処か見下していた自分を反省する…
伊藤君は女の中には挿入したことはなくとも…男とはセックスしているのだ…

「感じてくれてます?…女性の身体のこと…知識としてだけは勉強してるんです…」
そう言い膣の先端をコリッと甘噛みしてくる伊藤君…
クリトリスを攻撃され、私の中に電流が走りくる…

「ああ!ダメぇぇ…」
股の間にある伊藤君の頭を引き剥がそうと必死になる…
このままだとイってしまう…

「こっちこそダメですよ…逃げないでください…」
可愛い顔していてもやっぱり男だ…
その力には敵わない…

「ぃやぁ…気持ちいい…」
まさか伊藤君にイかされそうになるなど思ってもいなかったのに…

尖った舌が膣内に侵入してくる…
伸びてきた手に両乳首を摘ままれる…

「ああ!…もぉダメぇ!…」
膣と乳首の両方の攻撃に意識が飛びそうになる…
それが分かったのか、伊藤君はそれを引き出すかのように容赦なく乳首と膣内への攻撃を続けてくる…

「ああぁぁ!!!!…イっちゃう!!…イっちゃう!…イっ、イっくぅぅぅ………!!!」

ガクガクと身体を痙攣させ…私の頭の中は真っ白になってしまう…

巧み過ぎる舌技…
これだけでイかされたのは初めてのことだ…

「凄いは…こんなクンニを受けるなんて思ってもいなかった…」
ノーマルな男だってここまで上手くはない…

「口や舌を使うのは慣れていますからね…男同士のセックスでは欠かせないものですから…」
愛撫すら省く男もいるっていうのに…Gayのセックスを見習って欲しいものね…

「結婚しているGayのヤツは、これで一応奥さんを満足させているって話しを聞いたことがあります…」
イかせても貰えば…女から文句は出ないってことね…

「挿入はしないのかしら?…」
普通に子供のいる家庭も多いってことだけど…

「結婚したGayの男は皆、涙ぐましい努力をしているみたいですよ…」
確かに…興味のない女にクンニをすること自体、頭の下がる思いだは…

「そこまでして結婚する必要もあるのかしら?…」
そう思っちゃうのはエゴかしら?…

「まだまだ生きづらい世の中ですよ…バツイチになる方がどれだけいいか…」
結婚してないとそうじゃないか?と疑うけど、バツイチだとそうは疑はないものよね…

「確かに銀行とか一部上場の大手会社だと、出世さえも阻まれそうよね…」
蕀の道を選ぶよりも、偽装結婚してでも隠し使す方が生きやすい社会ではあるんだろう…とは思う

「それでもアパレル業界は生きやすくはありますけどね…」
その世界は多いっていうものね…

「部署内で伊藤君以外にもいたりするの?…」
差し当たり思いつく社員はいないけど…

「どうなんでしょう?…会社内で興味がある男は直人さん1人だけですから…」
直人か…Gayに惚れられるなんて大したものね…

「もうちょっと大きければ、最高なのにね…」
天は二物を与えないってことかしら?

「僕なんて交換してもらいたい…と思いますよ」
あらぁ、暗くて忘れていたけど…伊藤君はまだ出していなかったはよね?…

「ごめんなさい…まだ勃っているはよね?…」
イかして貰ったことに満足して忘れるなんて、Gayと結婚した奥さんと代わりないはね(汗)…

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