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泣き叫べ
官能リレー小説 - SM

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泣き叫べ 4

そんな願いなぞ叶うことはない。
また再び扉が開く。
そして男は私を叩き起こす。
私に首輪をつけると、私をベッドに縛り付けていたロープをほどき、立たせる。
そして再び私の手を縛り、目隠しをする。
私の体力を完全に無視して、男はリードを引く。
私はただ引かれるままに進んだ。
ある場所に連れて行かれると、男は私の目隠しを外し、これを食えと言ってきた。
それは、犬の食事用の器だった。
男はギャグボールを外すと、私に食べさせる。
手を縛られているので、犬食いのように食べた。 
食事が終わると男は「じゃあプールに行こっか」と言った。
当然私の反論なぞ聞いてくれる訳は無い。
男は縛られたままの私のリードを無理矢理引っ張る。
私は体力がもうほとんど無いので、なかなか進まない。
だが、男は無言でぐいぐい引っ張るので引きずられるような感じで行く。
そしてプールに到着した。
見た感じ普通のプールのようだ。
ただ、一部もの凄い深い部分が存在する。
「流石に裸じゃあきついでしょ?縄は解くからこれを着て。」
…と男が私の目の前に投げたのはスクール水着である。
まさか中学卒業してからもこれを着させられるとは思わなかった。
そんなこと思いながらも、私の縄が解かれる。
今までほぼずっと縛られた訳だからあちこちに縄の痕が付いてる。
おまけに今まで縛られた訳だから手足が自由に動かない。
そうしてぐずぐずしていると…
バチィン!と鞭が飛んで来た。
「ふふうっ!」
「とっとと着ろ!」
鞭はかなり痛く、ヒリヒリする。
だからこそ、私は2発目を食らいたく無いのでなかなか動かない手足を懸命に動かして水着を着る。
(これってかなり小さい…)
それが私の着た印象であった。
私は身長158cmと平均位だが、これはおそらく小学校低学年用のモノだろう。
胸もきついし、すぐにでも破れそうだ。
男は、私が着たのを確認すると、直ぐさま私を縄で再び縛った。
「さっぱりしてきな。呼吸できる水だから溺死する心配は無い。」
そう言って私を蹴飛ばしてプールに沈めた。
確かにこの水はギャグ越しとは言え呼吸はできる。
正直これがただの水で呼吸出来なくて溺死した方が楽かもしれないが…。
私はここまでの自分を振り返ってみることにした。
まず私は普通の女子高生だった。
そう、誘拐される前までは…
あの日は早く帰りたかったから電車を降りて裏口側の東口から帰ったんだっけ…
素直に西口側から帰っていれば間違いなくこんな所にはいないだろう。
でも…あの時東口から帰ったことで誘拐され、今ここにいる。

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