診察 29
普通ではありえないことと思う彩子だが、こんなにいかされてしまったあとでは頭が回らず、言われるがまま、ノーパンにスカートをはいて、フラフラしながら病院を出て、電車に乗った。
目的地に向かい揺れる車内。
そんな中、綾子の尻に妙な感覚が走る。
痴漢だ。
綾子は焦った。今自分はノーパン。
もしスカートの中に手が入って来たら・・・と気が気じゃない。
しかし、綾子の耳にはとんでもない言葉が舞い込む。
「君、学術用患者でしょ」
いつもHPでオナネタにチェックしてんだ。
と綾子の尻をまさぐる男は言う。
よく見ればこの男、キモ男と呼ばれる典型的なタイプである。
相手が居なさそうなら確かに一人でヌク以外に方法はない。
しかし、彩子のそばにたっていた少女は
「このおじちゃんチカーーン!!!!!!!!」
と叫んだ。
少女は7〜8歳ぐらいで、ブロンドの髪、淡いブルーの瞳、白いワンピースを着ている。
どこかヨーロッパ系の女の子でお人形さんみたいだった。
少女は可憐な外見に似合わず、男の股間を蹴った
男が痛がってるすきに、背中にけりを入れた
電車が次の駅についたとたんに、少女は男の襟首をひきずって、駅長室に連行した
一連の出来事を見ていた彩子もついていった
男は駅員さんの胸倉をつかみはじめた
しかし少女は持っていたバタフライナイフで彼の両手を切断した