栞の手記
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そして、栞はいつものようにいつもの席に座った。 それは上座の茶色のソファーだった。 そのソファーに座った途端、 「あの」感触、居心地の悪い感触を想い出した。 あの人はいつも私を上座のソファーに座らせる。 どうしてか上座のソファーに座らせる。 あの人は古びた茶色の木椅子に座っている。 固い木椅子に座っている。 いつも思う。 どうして私がこの席なんだろう。 どうしてあの人は固い心地の席に座るんだろう。 あの人はいつもそうする。 「ここ」ではいつもそうする。 でも、 「あそこ」では違う。 「あそこ」では…
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