栞の手記
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ペンネーム
┗中村裕
本文
いや、正確に言えば、 それだけがリアルの風景だった。 「解像度が違う」 ITの知識に詳しい栞であるので、 一応そういって自分を納得させてはみたものの、 なぜ解像度が違うのか、どうして他は幻なのかさっぱり分からなかった。 けれども、 これからなにかが起こり、 それがこの世界のリアルを取り戻すための重要なキーであることだけは分かった。 あのダックスフントはどうしてあんなに可愛い顔で、 おしっこをしていたのだろう? どうしてあのシーンだけ解像度が違うのだろう? その答えが出ると思うが、 しかしそのとき本当に壊れると予感してる自分は、 それだったらこの場で自慰してもいいかもしれない。 会わない方がいいのかもしれない。 その方が絶対いい。 とは思うものの、 しかし、どうしても高鳴っているのに濡れてこないのだった。 こんな明るい気持ちでは濡れてこないのだった。
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