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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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それぞれの行き着く場所-10


「……ん……んはぁっ……」


愛する人に素肌を晒す恥ずかしさで、思わず甘いため息が漏れる。


ゆっくりと開かれていくローブの衿元。


そこに注がれる三田村の視線が熱い。


するり……と肩が外れて、両の乳房と下半身がほぼ同時にあらわになった。






「……キレイや……」


ほとんど無意識のうちにそう呟いた三田村の声は、もう既に欲情の熱を帯びている。


今更のように、自分だけが裸になってしまっているのがたまらなく恥ずかしくなった。



「……ね……三田村くんも……脱……」


言い終わらぬうちに、三田村の舌先があらわになった鎖骨から乳房をなぞり、敏感な頂きへと到達する。


「あっ!……あぁん……はぁっ……」


硬くなった突起に舌を絡めて強く吸い上げてくる三田村。


ビリビリと身体全体を貫く甘く切ない刺激に、身も心も溶けてしまいそうになる。


男性に愛撫されることは、こんなに心地いいのだということを、ずっと忘れてしまっていた。


考えてみれば、嫌悪感や不安感を伴わない「純粋な快楽」というものを感じるのは、あいりにとって本当に久しぶりのことだった。


「ゴメン……もう……止められ…へん……」


聞いたこともないような、劣情に濡れた声で囁きながら、三田村がネクタイを緩め、シャツを脱ぎ捨てる。


あらわになった男らしい胸板に、はっきりと欲情している自分を感じた。


「三田村……くん……」


早く触れて欲しくて、自然と甘えたような声が出てしまう。


それに応えるように、三田村はあいりの乳房をまさぐるように揉み回し、両方の乳頭を指で強くつまんだ。


「あぁっ!……はぁっ……んっ……」

「………声……聞かして……」



乳首を色んな方向に引き延ばされ、リズミカルにしごかれる。


こんな卑猥な行為を三田村にされていると思うだけで異様に感度が高まって、どうにかなってしまいそうだ。


「あぁっ!……あぁっ……やぁっ……あぁっ!……あぁぁっ!」


「あぁ……あいりちゃん……っ……すごく…エッチや……」


三田村の指先の動きが激しさを増し、再び貪りつくように唇を奪われた。


さっきのキスで性器のように敏感になった口の中を、隅々までまさぐる舌。

その間も乳首を弄る指の動きは更に激しくなっていく。


「んんっ……んっ……あぁっ……んんん…んあ…っ……!


下半身はあり得ないほどぐしょぐしょに濡れ、熱を帯びてすっかり蕩けてしまっていた。

「……気持ちええ……?……感じてくれてんの………?」


不意に乳首をまさぐっていた指が下半身に伸びてきた。


陰毛を優しく撫で下ろしながら、長い指が割れ目の方へと滑り込む。


その先端が軽くクリットを掠めただけで、あいりはもう達してしまいそうなほど感じてしまっていた。


「はぁっ!……んあぁっ……」


「……もっと……もっと感じて……」


切なげに上擦る声で囁かれながら、足を持ち上げられM字に広げられる。


「……待って……恥ず…かし…」



軽く触れられたことでクリトリスに熱が更に集まって、恥ずかしいほどむっくりと立ち上がっているのが自分でもハッキリとわかった。


「み…三田村…くんっ……ま…待っ…………」



三田村に勃起した性器を見られている―――その事実を意識するだけで、強烈な快感が全身を貫いた。


「……すごい……めっちゃ硬なってる……」


生暖かい息が陰部にかかったと感じた瞬間、柔らかな唇がヴァギナ全体を包み込み、お漏らしをしてしまったようなジワッとした感覚が下半身を襲った。


「あぁぁっ……はぁっ……はぁっ……あぁっ……ああああっ……!」


「ハァ……ハァ……ッ……あいりちゃん……」



次々に溢れ出る蜜を全て舐めとるように、割れ目の中を何度も何度もなぞっていく三田村の舌―――。


あいりは唇を噛み、シーツをギュッと握り締めながら、押し寄せる快楽に酔いしれた。




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