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もうひとつの本当の優しさ
【青春 恋愛小説】

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もうひとつの本当の優しさ-4

「待って!」
僕が振り返ると、凪沙さんが小走りで近づいて来た。
「あのっ...良かったら....明後日の25日....一緒に映画見に行きませんか?」
凪沙さんは恥ずかしそうに....真っ赤な顔をしていた....
「いいよ!明日までにオススメの映画調べて置いて!」
僕が笑顔で言うと
「やったぁ」
凪沙さんは軽く握った両手を口元に当てて、嬉しそうに微笑んだ....そんな凪沙さんの笑顔を見て....今まで髪の毛の長い子の事を見てきたけど....ショートカットの子も悪くない....初めてそう思った....



まだまだ新米のサンタ君へ....

君があの子の事を思っていたように

君もこの子に思われていたんだよ

君が、今のあの子に最も必要なものを贈ってくれたように

私もこの子に最も必要なものを贈っておいたよ

それが君へのクリスマスプレゼントにもなってくれると嬉しいのだけどね

ベテランのサンタクロースより....


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