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人妻事務員のカラダ
【若奥さん 官能小説】

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雅江の隣-8

 殆どツーショットで話していると、もうそろそろ終わりの時間になってきた。
 (ここでお開きしたら、せっかくのチャンスを無駄にするよな。)
そう思った健太郎は積極的に誘う。
 「これ終わったら2人で二次会行ってもう少し話しません?」
 「え?に、二次会はちょっと…。」
 「いいじゃないですか!ね?」
 「でも…家の事もあるし…。」
 「たまには家の事忘れるのもいいかもしれませんよ?」
 「でも…」
なかなか了解しない。そんなやりとりが暫く続く。
 (くそ〜、なかなか落ちないなぁ、この女。エロいくせして。)
粘る健太郎。
 「ほら、若い子達と行ったほうが楽しいんじゃない?」
 「俺は広野さんと話してるのが楽しいんです。ね?もう少し話しましょうよ。こういう機会、殆どないし。」
 「う〜ん…」
雅江も粘る健太郎に、断り続けるのも悪い気がしてきた。取り敢えず二次会行けば納得してくれるかな、と思い始めた。
 「じゃ、こんなオバサンを二次会誘ってくれてありがとうって事で。いいよ!」
 「ありがとうございます!(食える!)」
喜ぶ健太郎。二人は忘年会が終わるとさりげなく会場を後にして二人で二次会に行く。
 洒落たバーで飲み直す二人。
 「いい女連れて酒飲むって幸せだなぁ。」
 「褒めるねぇ〜!オバサン、張り切っちゃうわっ。」
だいぶ酔いが回ってきた。そんな雅江に真面目な顔で話す。
 「広野さん、自分をオバサンて呼ぶの、止めな?」
 「えっ?」
ドキッとした。
 「ホントはそう呼ばれるのも呼ぶのも嫌なんでしょ?広野さんはオバサンじゃないよ?いい女です。」
 「川田君…」
真面目に嬉しくなってしまった。
 「思うんですけど、若い女が可愛いとか綺麗とか言われるの、当たり前だと思うんですよね?ホントにいい女って、30過ぎていい女だって言われる人だと思うんですよね。いつまでも女でいようと、色んな努力してるんでしょ?そういう気持ちがいい女を作るんだと思います。広野さんは凄く魅力的な女です。若い子なんてガキに思えるくらいに。」
 「川田君…」
ここまではっきりと自分を女として認めてくれる川田に胸がいっぱいになってしまった。


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