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男と女の愛の告白
【その他 官能小説】

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男と女の愛の告白(4)-5


俺たちはラブホテルの門を潜り、部屋で抱き合ったんだ。
そしてキスしてからお互いが服を脱いで、俺は女を見て驚いたね。

その驚いたことは、女の両方の足の内股に、鮮やかな刺青がしてあり、
それは見事な薔薇の絵柄だった。

背中の腰の辺りには、蛇が鎌首をもたげて林檎をかじっていたんだ。
蛇も薔薇も、白い女の身体で息づいているようだった。
もちろん、ほんものだよ。張り物じゃない。

俺は一瞬、驚いたね、やはりこの女は普通の女じゃなさそうだ・・・と。
でも俺は驚きはしたけど、びびった訳じゃないんだ。
前には、よく観音様を彫った女がいたらしいが。

それを見て女が笑いながら言うんだ。

「どう、驚いた・・止める?」
「いや、止めないさ、でも驚いたね、綺麗だ」
「ありがとう、私ってそういう女なの、それでも良いのね」
「もちろんさ、でも・・・大丈夫なんだよね」

「なにが?」
「その・・・相手の」
「あぁ、さっき言ったでしょ、分かれたから、もう関係ないから」
「わかった」

俺は、女の色っぽい太股の内側に掘られた薔薇に魅了されたんだ。
どういういきさつで彫ったのか知らない。
そういう女を抱いて、
この女がどういう反応を示すのか興味があったんだ。


俺と女はベッドへ潜り込んだ。
すると女は急に俺にしがみついてきたんだよね。
激しく俺に身体を絡ませるんだ。

店で俺に見せたような物憂げな感じじゃなく、
まるで人が変わったように、飢えた獣のようだった。


俺は驚いて(おぉ、凄い!)というと(狂わせて・・)と甘えた声で言った。
それから俺は女の上に覆い被さり、体中を撫で回したんだよ。

首や、おっぱいや腹や尻・・・あそこを舐め回してね、
女は悶えながら
(あぁ、こんなの始めて、もっと舐めて、吸って)
と気が狂ったよう叫んだものさ。




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