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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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慶子-4

気持ちを切り替えなければ――。


勝手な思い込みで焦ってしまった自分が悪いのだ。


再三の電話に慶子が出なかったことに多少の腹立たしさはあったが、三田村がこれほど心配しているとは思いもよらなかったであろうし、こんなに騒がしい部屋の中では、呼び出し音が聞こえなくても仕方がない。


無事だったのだから、それでよかったではないか。


慶子に非はない。





何度も自分にそう言い聞かせたが、何故か騙し討ちにあったようなモヤッとした不快感が三田村の胸に広がっていた。


『……あかん……なんかイラつくわ……』


坂田のマンションに残して来たあいりのことが急に心配になってきた。


川瀬は本当にあいりを助けてくれただろうか―――。


確かめずに飛び出してきたことが、今更ながら悔やまれる。


川瀬があいりに特別な感情を抱いているとすれば――――あの状況で助けるほうを選ぶか、卑猥なゲームに参加するほうを選ぶかは、どちらとも言えないのではないだろうか。


現に三田村自身も、あいりを抱くことが出来るならばそういうゲームに参加したいと、心のどこかでは望んでいたような気がする。


あの時慶子からの電話に気付かなければ、自分は恐らく坂田の提案する罰ゲームに参加していただろう―――。


目隠しをされ、何人もの男に身体中をまさぐられるあいり………。


そこに自分が加わるのを想像するだけで、三田村の下半身は、浅ましく熱を帯びてしまうのだった。



その時唐突に、三田村の頭の中にある映像が鮮明に浮かんできた。


ソファーに座るあいりの身体を押さえつけ、耳を舐めながらスカートの中に手を延ばす川瀬。


反対側からは支配人である中森が同じように襲い掛かっている。


股間に蠢く二本の手。


嫌がりながらも逆らうことが出来ずに、快感に溺れていく美しいあいりの姿。


その周りを取り囲むたくさんの酔っ払った男たち―――。




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