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悟りのセックス
【鬼畜 官能小説】

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第1章-9


「それと乳房が大きくなるとは、どういうことでしょう?」

「快楽とは気持ちが良いことだけではない、ときには苦痛と感じて、それが・・」
「それが?」
「そうじゃ、苦痛が快感になるのもその喜びとしての一つとなる」

「はあ・・」
「では具体的に乳房はどうなるのでしょう?」

「乳房を縄で縛り、引っ張る・・それも治療の一環となるのじゃ」
「あぁ・・」
「どうじゃ、怖じ気づいたかな、今なら止めてもいいぞよ、あはは」


住職は美しい真利子をみて愉快そうに笑った。

「いえ、お願い致します、ご住職様、私は生まれ変わりたいのです」
「うむ」

「いっときは死ぬことまで考えた私ですし、大丈夫です」
「そうですか、よく決心されましたな、なあ芳念や」

二人のやり取りを聞いていた芳念という若く美しい僧侶は笑みを浮かべ
近くで頷いていた。


この後、真利子は不感症の心と身体が見違えるほど変わるのだろうか?

その秘密はこの後の凄まじい加療で明らかになるのだろう・・・




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