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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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恥辱の新入社員研修-2



「……おはよう。もう二人とも来てたのか。早いな」


大きな体格のわりに声の小さなこの男は、同じく同期の辰巳潤一。


K支店に配属された新入社員3名全員がこれで揃ったことになる。


「おはよう辰巳。俺らも今来たとこやねん」


明るく声をかける三田村には見向きもせず、辰巳はあいりのほうばかり見ている。


「いやぁ……あいりちゃん。制服……すごく似合ってるね」


辰巳があいりの制服姿を舐めまわすように観賞しながらいやらしい笑いを浮かべた。


えげつないほど遠慮のない視線で、膨らんだ胸元やスカートから伸びた脚をまじまじと凝視してくる。


辰巳のあまりに卑猥な目つきにあいりは急に落ち着かない気分になって、無意識のうちに胸元とスカートの裾を押さえていた。


『辰巳くんてなんか苦手だなぁ……』


なんとなくソワソワして、辰巳の視線から逃げるように三田村の隣の椅子に腰を下ろしたが、辰巳はまだ無遠慮にあいりをジロジロ眺めている。


「あいりちゃんて……脚キレイだよね」


辰巳の視線が爪先からふくらはぎのラインをなぞり……膝頭……そしてその奥の薄暗い場所へ向かって、あいりの下半身を隈なく這い回る。


『……や……やだ……』


まるでスカートの中に直接手を入れられていくような気がして、あいりは慌てて脚をぎゅっと閉じた。


「……ちょ……辰巳っ……お前、あいりちゃんが可愛いからって、見すぎやで!」


気付いた三田村が慌ててフォローに入り、あいりはやっと辰巳の視線から解放されたが、下半身はまだなんともいえない不快感でゾワゾワしていた。


なんとなく気まずい空気になりかけた時、三人の背後で再び扉が開いた。



「おはようございます!」


三田村もあいりも条件反射的に声が出た。


あいり、三田村、辰巳の配属先の上司たちがそれぞれ入室し、教育ルームは急に仕事の緊張感がみなぎる。


「おっ!今年の新入社員は元気がいいようだなあ」


にこやかにそう言ったのは三田村の上司にあたる岡本という男性社員だった。


眼鏡の奥の細い目が少し垂れていて、パンダのような愛敬がある。


あいりの配属先は婦人服フロアで、主任の名は川瀬昭彦。


40代ぐらいの男で、他の主任たちよりひとまわりほど歳が上のように見えた。


どことなくだが、長年デパートに勤めてきたとは思えないようなすれた雰囲気があり、その野生的な鋭い目つきは上品なTデパートの雰囲気にはあまりそぐわないように感じられた。


しかし、見方を変えればいかにも頭がきれそうな、仕事が出来る男のオーラがにじみでているようにも思える。


「じゃあ、はじめようか」


川瀬が他の主任を促すような形で、初めてのミーティングが始まった。





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