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腐女子の妄想小説朗読
【その他 官能小説】

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『連れ去られたしほ』-7

「嫌がる素振り。
恥ずかしがる素振りをしていても。
身体は正直に反応してしまっている。
『ん…んん…んっ』
すすり泣く音とは違う音で鼻を鳴らし始めるしほ。
指先も快感を求めるように積極的に肉竿をまさぐり始めている」

「『おっぱいは?おっぱいは揉まないの?』
更なる興奮ポイントを求める政信。
その政信も。
自身にとってはまさかの展開ではあるが…」


「恥ずかしがりながら自慰に耽るしほを見つめながら。
夢中になって自分の肉棒をしごき続けている」

「しほも。
無意識のうちに抵抗なく政信のリクエストに応えていた」

「左手がその小ぶりの乳房をまさぐり。
負の感情に歪んでいたしほの顔に明らかに快楽の色が加味され始める」

「そして。
『あっ…あぁぁ…あん』
しほの中で何かが弾けた。
更に激しく乳房を揉み、同時に己れの肉棒をしごくしほ。
『あはぁ!あぁぁん!ああっ』
甘い喘ぎを漏らし、みるみる快楽が色濃くなるしほの顔」

「その扇情的な顔。
可愛らしさにおいては一級品のしほ。
その喘ぐ顔の魅力も半端ではない」

「『もうダメだ』
その異様なまでの美しさに負けた政信。
スッと立ち上がると。
『うぐっ…』
甘い喘ぎを漏らすしほの口を自分の唇で塞ぐ」

「『んっ!』
突然の政信の口づけに驚き、両目を見開くしほ。
今までキスの経験はない訳ではないが。
それはあくまでも男性だった頃の話だ。
今の状態になってからはキスはおろか、男性と二人きりになる事もなかった」

「そんなしほの唇を吸い。
その唇を割って入ってくる政信の舌」

「『んん…んっ…』
呆然とそんな舌を受けながら。
政信はいったい、自分をどう考えているのだろう。
女として見ているのだろうか?
それとも政信には同性愛者の気があったのだろうか?
複雑な想いのしほ」

「そんなしほの唇を己れの唇で貪る政信」

「しほの唇や舌も呆然と考え込む中で政信の舌を受け入れるように動きだしている。
そう政信の口づけに頭の中が痺れ。
心が身体が快感に溺れ始めているのだ」

「その事にハッと気づいたようなしほ。
弱々しい力で政信の胸を押し、押し退けようと藻掻くが」

「政信の対応はまさに女性を強引に抱く時のそれ。
しほの上背はあるが華奢な身体をグッと抱き締め。
片手でしほの乳房をまさぐり、唇を貪り続ける」

「その荒々しい口づけ。
乳房をまさぐる指先の動きに」

「やはり思考は女性のしほ。
政信の胸を押し返す力は弱まり。
やがては為すがままに。
そして…その両目をどこか怯えながらも微かにうっとりと閉じてしまった」


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