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冥界ハンターズ/愛しのお菊ちゃん2
【ファンタジー 官能小説】

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スタートの時-1

スタートの時


灰色のスクリーンの中に浮かび上がった黒い影。
顔も身体も漆黒…まさに黒い影。
「さ・だ・よ……わ・た・し・だ」
黒い影がリアルに発したのか。
それとも僕の脳内に直接響いたのか。
どっちにしてもザラついた声が聞こえてきた。

「寄るなっ!私はもう貴様の呪縛は受けない!!」
凄い気迫の貞ちゃん。
両手をバッと突き出した。
するとバレーボールくらいの光の弾が黒い影に向かって飛んでく。

スッと揺らめくみたい避ける黒い影。

僕は…わっ!何いまの!?カメハ○波みたいの!ってか貞ちゃん凄い技だ!
ただ…ただ…びっくり。

「わ・が・も・と・へ・も・ど・れ……さ・だ・よ」
くそぉぉ!黒い影の奴、貞ちゃんを連れてく為に来たのか!?

「消え去れ!暗黒霊!浄土の光!!」
すごっ!黒い影に向かって数珠をブンって振った鵬蓮さん。
その数珠がビヨンって伸びて黒い影を打ち据えた!!

よろめく黒い影。

アレが『浄土の光』って技!?
カッコよ過ぎだよ…鵬蓮さん。

「じ・ゃ・ま・す・る・なっ!!」
けど…黒い影の奴まだこっち向かってくるぞ!

「そこになおれ!この外道めが!」
わっ!お菊ちゃんも気合充分で薙刀を振り回して…斬ってる!斬ってる!斬ってる!
確かに黒い影を斬ってるけど。
斬られる傍からくっつき治る黒い影。
けど…お菊ちゃん、怒らせたら怖いな。

して僕だ!!
「このをぉ……ん?あなたは何さん?」
って僕は何を言ってんだ!
けど不意に名前を知りたくなっちゃったんだよなぁ。

「わ・が・な・は・さ・だ・に・し・ゅ・う・じ」
律儀にも応える黒い影。

「よし!いくぞ!サダニシュウジ!!」
…って、つっかかって行く僕だけど。
僕にはどんな技があるって言うんだ!!
し…仕方ない!
駄々っ子のように両手をグルグルと振り回す僕。
元々喧嘩なんかした事のない僕…これが精一杯。

けど…。
「ぬ・ぅ・ぅ・ぅ」

ガツ!ガツ!ガツ!
当たってる!黒い影の顔だか、首だか、胸だか、よく判んないけど。
僕の拳がジャストミート!!

「お・の・れ・に・ん・げ・ん!!」
ブンと腕らしき物を横に薙ぐ黒い影。

「危ない!俊樹!」
背後から聞こえる貞ちゃんの声。
…と同時にフワリと浮いてその腕らしき一撃をかわす僕の身体。
なに!?
今のも貞ちゃんの力?

「おのれ!よくもっ……許しませぬっ!!」
そこに僕に代わって飛び込んでくるお菊ちゃん。
いつもおっとりさんな感じは一切ないよ。
そしてお菊ちゃんの薙刀一閃。


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