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ガリ勉女子高生好美の暗記法
【学園物 官能小説】

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一部完!?ホントに二部あんのかよ-1

ふうっ…しっかし、アタシもついに彼氏持ちかぁ。
ベットに寝転がり天井を見つめるアタシ。
普段は割と寝つきがいー方なんだけよー。
なんか今日はぜっんぜん眠れねー。
痴女こーいの餌食にしてたとは言え。
フトシのヤローと正式にお付き合いする事になるとはなー。
ってかよー。
ドキドキが止まらへん♪
いやヘラヘラか。
けどよー。
フトシのヤツ。
あんなグィグィ来るキャラだったのか?
もっとオドオドキャラだと思ってんだけどなぁ。
ヤローに一体、何があったんだ?
まぁよ、何にしてもよ。
悪かねーやな。
「ぐひぃ…ぐひひひひひぃ…」
ついついお下品な笑いが漏れちまうよ。
悪くねぇ。
いやほんと悪くねー!
さっ。
幸せ余韻のまま、オナニーぶっこいて寝るかっ。
アタシはパジャマのズボンの中に手を突っ込むと。
エッチーなオナニーに溺れていった。

「おはよう!好美ちゃん」
今日も朝からちょーしコイてるフトシの野郎。
会った瞬間からソッコーで手繋いできやがった。

「んだよ!おめー!」
ってな感じでムスッとしてやるが。
まーちょっと演技だ。
ホントーはよ。
ちょっとウキッてしてんだ。
更に更にぶっちゃけるとよー。
会った瞬間よー。
フトシのヤツが眩しく見えちゃったんだよなぁ。

『アタシともあろう者がよ…チャンチャラおかしいぜ』と悪魔の好美ちゃん。

『自分の気持ちに素直になりなって』と天使の好美ちゃん。

そんな二匹が心ん中で葛藤を繰り広げるアタシを。

「学校いくよ」
爽やか笑顔でグィグィ引っ張ってくフトシ。

「う…うん」
わっ!なんだよアタシ!
ウンなんて返事はねーだろ。
それにフトシに対する形容の言葉ょ。
なんかいーモンになってんじゃねーか。
なんて…戸惑い続けるアタシを引っ張り続けるフトシのヤツ。
男ぽいじゃねーか。
ヤベ…またポォォッてしちまってるよ。
と…とにかく学校だ。
アタシはフトシに引っ張られるままに駅へと向かった。


駅にとーちゃく。
なんかよ。
駅長室で取り調べられたりしたのが。
すっげー昔の事みてーな感じだよ。
なんて感傷的になってるばーいじゃねー。
フトシが逞しく思えてきたとか。
恋に堕ちちゃったとかはこの際は関係ねー。
よーはどっちが上で。
どっちがやらしーかって事だけはハッキリさせる必要があんな。
幸い電車っつたらアタシのホームグランドだ。
こーなりゃ。

んな事を考えてるうちに電車がやってきた。
人の波に翻弄されながら電車に乗り込むアタシとフトシ。
フトシのヤツ。
アタシの肩を抱くようにしてグッチャグチャの人波からアタシを守るよーにしてやがる。
大したナイトぶりじゃねーか…えっ?フトシ。
結構いー感じだぜ。
……けどな。


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