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淡恋
【同性愛♂ 官能小説】

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淡恋(後編)-3

マサユキさんが、僕の双臀の細い割れ目に沿って、ゆっくりと手を這わせる。
その手はどこか優しすぎるほどのぬくもりをもち、ゆっくりと双臀の翳りの肌を揉みしだくよう
に僕の尻の割れ目を開かせる。

僕の蕾が微かに震えていた。マサユキさんの中指が彼の尻壺の蕩けるような襞をまさぐり、肛門
のすぼまりにわずかに触れた瞬間、僕は嗚咽を洩らす。


…好きなんだ…カズオ…と、マサユキさんは小さく呟くと、僕の臀部の蕾を彼は愛おしく舌と指
で愛撫を続けた。

僕の蕾の襞はしだいにゆるみ、やがてマサユキさんのものを受け入れることになる蕾の穴も唾液
を含んだ舌で柔らかくほぐされる。僕の体は、まるで泉が湧くように溶けはじめ、薄い霞のかか
った体の芯が、可憐な芽吹きとともに切なげな息づかいを始めていた。


マサユキさんの舌のねばりに僕の蕾がひくひくと震えている。彼は僕の臀部を背後から両手で抱
え込む。すでにマサユキさんのものは堅く屹立し、ぬらぬらと潤みで光っていた。

僕の尻の割れ目に、彼はゆっくりとペニスをあてる。肉根の先端がぬるぬると僕の狭隘なすぼま
りを探っている。そしてペニスの先が尻の翳りに挿入され、菊芽をとらえる…。


僕のなかの襞が、マサユキさんのペニスのぬくもりを感じながら、すぼまりに迎えいれようとし
ていた。
マサユキさんは、僕の括れた腰を両手でかかえる。僕は臀部だけをもたげ、ベッドのシーツに
顔を押しつける。

「…お尻の力を抜いて…」

マサユキさんのぬめったペニスの先端は、僕の蕾のすぐ手前まできていた。僕の肛門の襞がゆっ
くりと弛んでいく。まるで処女の秘肉が蜜液で濡れ、花唇を自然に開かせていくようだった。

一瞬、僕の肉芽のまわりの筋肉が弛んだかと思うと、彼のペニスの先端を肉襞がとらえ、内奥に
ねっとりと肉液を絡めながら導いていく。

…うっ、ううっ…

僕は喘ぐように嗚咽を吐いた。マサユキさんは、肛門の入り口の粘膜を優しく撫でるようにペニ
スを挿入していく。僕が上体を少しずつ反ると、彼は腰をじわりじわりと僕に押しつけていくの
だった。


マサユキさんのものは、ぬるりぬるりと少しずつ、さらに奥深く僕の中に挿入されていく。
彼の陰毛が僕の臀部の肌に吸いつき、擦れ合う。僕は、肌に伝わる甘美な痺れに卑猥に腰を
揺らしていた。


しだいに熱くなる彼のペニスを感じながら、僕は、その愉悦に大きく体をのけぞらせた。彼の
肉体の芯から発せられる生あたたかい脈動が、僕の襞を裂きながらねじこまれていく肉棒をとお
して、僕の体の中に震えるように伝わってくる。



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