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Purple woman
【二次創作 官能小説】

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Purple ecstasy-24

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―――ザバァァ・・・ン


―――ザバァァ・・・・



白波がヨットに打ち寄せてくる中をルールーは巧みな舵さばきでヨットを操り前に進んでいく。


白い帆が適度に吹き付ける潮風を捉えてくれるためにヨットの歩みが止まることはない。


ラグナは無言で帆柱に結わえられたロープを握りつつ、
ヨットが進む方向を眺めていた。



やがてある地点までくるとルールーはヨットの歩みを止めて錨を下ろし帆を収納していく。


周囲を見回すと、自分達以外のヨットの姿はなく
自分達のいた島の輪郭がはっきりと分かる。

いつのまにか結構な沖合いにまで出てきたようだ。



「このあたりでいいわ」




そう言うとルールーはおもむろに折り畳み式の円卓を準備しはじめる。


「それは?」


「貴方、昼食済ませてないでしょう?

これから島の周りを廻るにせよ、“楽しむ"にせよ、 体力あっての話よ。

ヨットの中に簡単な保存食が用意してあるから。

それと・・・・」



ここでルールーは初めてサングラスを外すと、
イタズラっぽく片目を瞑り言葉を切った。



「全ての服を脱ぎ生まれたての姿でいること。これがルールよ。」






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