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みどり
【姉弟相姦 官能小説】

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EP.4「嬉しい事でもあったんだろ」-3

「嬉しい」
「ちょ、ちょっと?!」


高梨さんにいきなり手を握られ、声が上ずってしまう。
その小さな、白い手が柔らかくて何だかくすぐったい。
ついさっきまで固まっていたはずの彼女の笑顔が、眩しかった。

これでいいんだ。
今、俺がしている事が、ごく普通の高校生らしい行為だ。
姉ちゃんのいやらしい姿を想像してオナニーするなんて、まともな男がしていい事じゃない。


とにかく彼女を作る事で頭がいっぱいだったせいか、果たした事で少し落ち着いてきた。
そのおかげか、今更だけどようやく実感が湧いてきた。

この子、高梨香織はついさっきまでクラスメイトだったんだ。
でもそれはもう過去の話。俺と彼女は、恋人になったんだから・・・

今は、さっきまで以上に、その髪を結んだ馬の尻尾みたいな髪型が似合っている様に見えた。


俺は、夕飯ギリギリの時刻まで高梨さんと話した。
もっと話していたかったけど、寮は時間厳守。破ったら泣きたくなる罰が待っている。

「じゃあ、また明日!」
「うん!じゃあね、岡山君!」

俺が遠くなっても手を振っている高梨さんにドキドキしつつ、学校を後にした。

(やべぇ・・・超可愛かった)

笑いを堪えるのがこんなに大変だとは思わなかった。
なんていう台詞を何かで見たのを思い出しながら、込み上げようとする笑いを噛み締めながら寮へと走る。
こんな顔を友達、特に園田に見られたら尋問され、尋問されて、とどめに尋問され尽くされる。

寮に戻り自分の部屋に鞄を置いた。
そのまま着替えようとしたところで、園田が入ってきた。

「おう、園田」
「どうした、汗だくだぞ」

それはそうだ。だって急いで来たからな。

「走ってきたんだよ」
「珍しいな。お前は船木じゃないのに、遅刻しそうになったのか?」
「ちょっと学校で友達と話しててさ」
「ふぅん」

動揺したが、園田はこれ以上詮索してくる事もなく、すぐに部屋から出ていった。

・・・やっぱり、隠すのは良くないな。
彼女が出来てすぐだからまだ心の準備が整ってない。
必ず話すよ、園田。思う存分友達をいじってくれ。



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