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不妊外来へようこそ
【女性向け 官能小説】

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不妊外来へようこそ-3

「まず、体の力を抜くために軽くアロママッサージをしていきます。」

先生が薄いゴム手袋をはめて、何やら液体が入った瓶を取り出し、私の背中にたらした。

とろっ…

「…あったかぃ」

その液体はアロマオイルらしく、人肌程度に温められていて、なんともいえないいい香りがした。

「邪魔だから解いちゃうねー」

スルリとブラとパンツの紐を解かれる。

そしてそのまま、オイルを塗り広げるように、大きくて暖かな手が私の背中を上下し始めた。

「…んっ、」ぴくっ…

先生の手が背中をぬるっと蠢くたびに、私の体は敏感に反応してしまう。

背中がこんなに気持ちいいなんて…

「ぁんっ、…くすぐったいですっ…」

「ふふっ、そんなに動くと、見えちゃうよ。」

私が体を揺らすたびに、オイルで滑ってブラは寝台からズレてゆき、お尻の上からもパンツは徐々にズレ落ちて行く。

「やぁっ―」

先生の指は滑らかに背骨をなぞる。肩、脇腹、うつ伏せになったことではみ出た私のおっぱい…

ぴくぅっ、ぴくっ

「感度良好、と。」

マッサージによって体の芯まで解された私は、今度は仰向けにされた。

ブラとパンツはすでに床のタイルに落ちてしまっていた。恥ずかしくて、腕で胸を隠し、足をもじもじとさせた。

「あのっ、先生…不妊治療って、体外受精とかでしょうか?」

「いや、今から行うのは、性感療法だよ。」

「セーカン!?」

「そう。体外受精だとさぁ、かなりお金かかっちゃうし、こちらとしても患者さんに負担かけたくないんだよね。君が抱えてる問題は性感療法で解決できそうだし。」

「はぁ―そぅなんですか。」

先生は急に、寝台の横まで歩みよってきて、寝ている私の顔の隣に手をついた。

「彼はどんな風に君の胸を愛撫するの?」

先生の手が、私の胸をぬるりと揉んできた。

「ゃあっ、止めてくださいっ!!何するん…っ」

「…擬似セックスとでも言おうか。乳首は…こんな感じかな?」

指でピンっと敏感に勃起した乳首を弾く。

「ぁんっ、ゃめて…」

「止めないよ。これはあくまで治療。しかし、より本物のセックスに近づけなきゃ問題解決の糸口が見つからないよ。」

先生の指が、乳首をコロコロと転がす。

アロママッサージで敏感になっていた私には十分すぎるほどの刺激だ。


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