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同想会
【OL/お姉さん 官能小説】

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同想会-5

… … … …

いつのまに私は眠ってしまったのだろう。

あれから誰かもう一人相手をした事だけは覚えているけど、ほとんど記憶が薄れていた。

部屋の中は黒い暗幕に完全に遮蔽されてエアコンが程よく効いていたけれど淫靡な匂いが淀んでいるような気がした。
明るくなると真っ暗な部屋の中も案外よく見えて真ん中で括った使用済みコンドームが目の前に転がっていたけど、これが私の中に入っていたものなのかどうなのか…
そんな事を虚ろに思っていた。

「そろそろお開きにして何か食おうや。」

水澤の声がして私たちはいくつかのティッシュの箱を回しあって下の処理を済ませる。
まだ抱き合ってるタフなカップルもいた。


外に出て最寄りのファミレスまでぞろぞろ歩き出すと太陽が黄色いとはこの事をいうのだろう。

「楽しんでくれたか?」

目玉焼きの隣に添えられたフランクフルトを口にした私に水澤が尋ねた。
私はそれを昨夜のように咥えたまま、にっこりと頷いた。

「あんたでしょ?私のお尻に突っ込んできたのは…」

「そうかも知れないな…」

食事が済んだら私たちは解散した。
別れ際に朱美がまた誘っていい?と聞く。

私は手をかざして頷いた。
これは後で思う事だけど男が六人もいて、三人としか交わってないというのはもったいない…

次の同想会を心待ちにする私だった。


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