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みどり
【姉弟相姦 官能小説】

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EP.1「ここ」-6

「よう、どこから来た?」


すると、眼鏡を掛けた針金みたいな短い頭の奴が話し掛けてきた。
俺と同じこの4人部屋でこれから過ごす、言わば仲間の様な存在、との事。説明でそう聞いた。

「東京」
「奇遇だな、俺もだ」

後の2人も同じ様に話している。

「園田功ってんだ、よろしく」
「俺は岡山信之介、こっちこそよろしく」

不安なのは皆同じなんだ。
だったら、少しでも早く仲良くなった方がいいだろう。
後の2人もすぐに自己紹介してきた。

「東京から来た目黒忠久だ、よろしく」
「俺も、東京。船木哲也。お手柔らかに」

痩せて背が高いのが目黒で、体格がいいのが船木だな。覚えておこう。
まだ出会ったばかりだが、こいつらとは何故かとても仲良くなれる様な気がした。
初対面でぎこちない空気の中、互いに歩み寄りつつも探り合う様な会話を始めて・・・


高校生になって1週間が過ぎた。
早く起きて早く寝て、時間通りに行動する、規則正しい生活は精神的に鈍っていた俺にはきつかった。
でも、慣れてしまえば大した事は無い。

今日は初めての日曜日だ。
食堂が休みなので食事が出ないが、原則この日は自由なので早く起きる必要も無い。

なので、園田も目黒も、そして船木も鼾をかきながらベッドの上でだらしなくのびていた。
せめて1人だけならまだ気にならなかったが、鼾の三重奏となってはたまったものじゃない。
でも、疲れてるんだろうな。気持ちは良く分かるよ。
中学までとは全く違う環境の中での生活が始まったんだから、その分疲れやすいし。

(何しようかな、今日)

今までの生活以上に日曜日を待ち望んでいたけど、いざ来ると何をしたらいいのか迷う。
じゃあ取り敢えず二度寝でも・・・

「んが〜〜〜〜」
「ぐぅぅ・・・ぐぅぅ・・・」
「んごごごご、んごごごご」

五月蝿い。寝られない。
ここに居たら精神衛生上よろしくないので、脱出を決意した。

1階のラウンジまで降りると、まだ誰も起きてなくてがらんとしていた。
入浴後の少ない自由時間で、ちょっとした陣取り競争みたいになる、テレビを囲む様に置かれたソファーにも、誰も座っていない。

「・・・平和だなぁ」

この1週間は寮はもちろん、学校でも絶えず誰かが傍にいた。
なので、ひとりの時間というのは嬉しかった。でもどこか変にも感じる。
テレビの後ろのガラス窓から外を眺めると、雀が木に止まっていた。

こうしてると、日常の慌ただしさを忘れてしまいそうになる。


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