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すみれ色の花に恋をした
【ラブコメ 官能小説】

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第一章-9

「凄いわ……こんなにもぶっとんだヒロユキ君、初めて見た。私だってここまで淫乱になれないわよ」
アオイさんの目は爛々輝き、表情は嬉々としている。
「いいなぁ……やっぱり私も混ざりたい。でもってヒロをイカせまくるんだ!」
なぜか勇み、意気込む姉。
「私のわがままのためにご主人様があれほどまでに乱れるとは……嬉しいです」
そして、ちょっと涙ぐむスミレ。みんなの反応は実に興味深かった。
射精が終わると、萎えることを知らないペニスのために、もう一扱きに入ろうとしたときだ。
「ストップ、ヒロユキ君」
アオイさんが制止をしてきたここに来てなんだろう。
「ねぇ、ヒロユキ君。今の自分の姿って見たくない?」
「今の……ボク?」
不意に尋ねられ、回答に困ってしまう。
「そんなの鏡がないと……」
「それがあるのよね。スミレ、秘密兵器その三の準備よ」
「承知しました」
指示を受けたスミレは極めて事務的な行動をとり、ボクからの位置からでは死角になるところから、人の高さほどある鏡を抱えて持ってきた。
「ヒロユキ君の目の前に置いて」
次の指示でスミレはボクの斜め前に鏡を配置する。
「さ、どうかしら。見てご覧なさい」
アオイさんに勧められて鏡を覗くと、スク水姿をした女の子……否、ふたなりっ娘……でもない、ボクがいた。オナホールをペニスにハメたまま、あちこちにザーメンの跡のあるボクが。
そんないかがわしい姿を見た途端、ボクの心臓はドクンと鼓動し、血液がペニスに集まっていくのを感じた。
「あああ……何でだろう……ボクを見てるだけなのに興奮してきちゃうよ」
理性ではいけないと思いつつも本能は、これをオカズに自慰をしろと言っている。
ボクはその通りにした。
「あははは、うわぁ、ヘンタイがオナニーしてるよぉ……。まったくどこの誰だか……」
これが相互オナニーというのだろうか。まさかボクが自分萌えするとは思わなかった。
鏡の中の自分は淫靡であり、それでいてどこか放っておけない、守らないといけない気にさせられる。
「ダメな子だよ……ボクが相手してあげなきゃ……んっ、あはぁん」
ボクとリンクして、鏡の向こうの男の子もオナホールを動かす。
「ヒロ……端から見ると可哀想に見えてくる……。でも、何だか嬉しそう」
「このアングルではわかりませんが、どちらのご主人様もお互いを刺激しあっているんですよ」
「それでも普通なら縮こまりそうなのに。やっぱりヒロユキ君は生粋のヘンタイなのね」
もう何を言われても、ボクは引かない。ただただ至上の快楽を得るだけ。その一心で手を動かし、自分に悶える。
「ああああ……出る……鏡の中の自分にぶっかけちゃうぅぅぅっ!」
ボクの最後の一撃はオナホールを貫通し、亀頭が外に現れた。
「イクっ……イクぅぅぅぅぅぅっ!」
渾身の射精は見事、鏡に命中した。観客側からは見えないが、ボクの場所からならよくわかる。見事なまでに大量射精を成功させた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」
すっかりイキ果てたボクの意識は、次第に淀んでいった……。


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