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『再びの夢七夕』
【ファンタジー 官能小説】

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『再びの夢七夕』-6

それからのことはとてもここには、書けません。

ただ、羞恥心がズタズタに引き裂かれて、女に生まれてきたことを後悔したくなるほどまでに、これでもかこれでもかというように責め続けられました。

私は、何度「もうイヤ!」とか「やめて!」といいたくなったか、わかりません。

でも結局私は、調教が終わるまでそれをいいませんでした。

それはどうしてかというと、こんな表現が適当かどうかわかりませんが、責められ続けている間、私の中で女としての私とマゾ牝としての私が、せめぎ合いをしていたように思うのです。

女としての私は羞恥心が我慢の限界を超え、「イヤ!」とか「やめて!」とか叫びたがります。

でもその叫びは、マゾ牝としての私のイってイってイキまくってしびれるような陶酔に酔っている感覚に、押しまくられ抑えつけられてしまうのです。しかし女としての私も、そのまま引き下がっているわけではありません。陶酔がちょっとでも弱まると、また羞恥心が盛り返し「イヤ!」とか「やめて!」

の叫びをあげたくなってしまうのです。

そんな女としての私とマゾ牝としてのせめぎ合いを繰り返しているうちに、結果的に調教が終わっていたというのが、その時の私を一番うまく言い表していると思います。






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