投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『壁女の涙』
【SM 官能小説】

『壁女の涙』の最初へ 『壁女の涙』 0 『壁女の涙』 2 『壁女の涙』の最後へ

『壁女の涙』-1

『壁女の涙』

 昔、ナチスドイツに占領されていたという街。

 その街で最近発見されて話題になっている秘密の地下室に、初めての夏休みを迎えた新米牝奴隷教師の私が訪れていました。

 私は、その地下室の壁に浮かび上がった2人の裸の女性の姿に見えるシミを、食い入るように眺め続けました。

「あ」
 しばらくして私は、小さな叫びを上げました。

 2人の女性の目の辺りに相当するところに、水滴が4つ盛り上がってくるのに気づいたのです。
 水滴は少しずつ膨らんでいき、やがて滴となって下に垂れました。

「これって、涙なの?」
私は自問し、そしてすぐにそれを確信しました。
そしてその瞬間、妄想好きの私の頭の中に、悲しくも美しい物語が湧き上がったのです。



 その秘密の地下室があった家には占領される前後、1人の男性と2人の女性が住んでいました。
 男性がその家の主で2人の女性はそのメードだと、近所の人たちはそう思っていました。

 たしかに表向きはそうでした。
 でも本当は、2人の女性は男性の牝奴隷だったのです。

 彼女たちは家の中では常に全裸で、首輪をつけていました。
 そして、どうしてもやむを得ない時のほかは、いつもお尻を高く上げた四つん這いで、家の中を歩き回っていたのです。
 そして驚いたことに彼女たちは2人ともラビアにピアスが開けられており、そこに小さな南京錠が通され両側のラビアが縫い合わされていました。
 それだけではありません。
 彼女たちのアヌスには巨大なアヌス栓が埋め込まれ、そのアヌス栓には鍵穴があり鍵がかると奥の方だけが広がる仕組みになっていたのです。

 ですから彼女たちには便意を催しても、トイレに行って排出することはできません。
 彼女たち用の便器であるる洗面器を口にくわえて四つん這いで主の男性の傍に行き、洗面器をそこに置いて定められたポーズをとり決められた恥ずかしいセリフを言い、主に鍵を開けて南京錠なりアヌス栓なりを外してもらわなければならないのです。

 さらに彼女たちには、洗面器の上にしゃがんで用を足すことは許されていません。
 小の場合には、洗面器の前で両手を背中の後ろにつき腰を浮かせて股を思い切り広げた格好で、大の場合には、洗面器を背にして両脚を大きく広げた「股のぞき」の格好をして、それぞれ用を足さなければならないのです。
 そんな格好で用を足すのですから、汚物が全部きれいに洗面器の中に納まることは稀で、たいていは周囲にこぼれてしまいます。
 そんなときは、「粗相をしてしまって、申しわけありません」と主に謝って、こぼれた汚物を全部きれいになめとるのが、彼女たち牝奴隷の義務なのです。
 そして粗相をした罰として、鞭で打たれるか蝋燭を体中に垂らされるすることのよって、初めて彼女 たちはその罪を許されるのです。 
 一般の人たちはこのような過酷な仕打ちにとても耐えられないでしょうが、彼女たち2人は生まれついてのドMなので、このような仕打ちをむしろ嬉々として受け入れていたのです。




『壁女の涙』の最初へ 『壁女の涙』 0 『壁女の涙』 2 『壁女の涙』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前