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図書室で先生と。
【教師 官能小説】

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図書室で先生と。-2--3

「……?」

『先生へ
寄贈書籍の整理終わりましたよー。
って、先生…。生徒に仕事押し付けて自分は寝てるなんてどういうことですか?(笑)
みんな寝顔見て笑ってましたよー。では、私たちは帰ります。また明日〜(´▽`)
“委員長”の橘ヨリ』


(うわ…。ばっちり生徒に寝てるとこ見られた…らしい。本当にヤバいなぁ…。)

歩きながら思う。
司書室の扉も解放されており、いかに自分が無防備かつ無責任だったかを思い知らされる。


自然と足は寄贈書籍の方へ向かい、本棚と本棚の間を歩く。


(歴史関係だったから…もっと奥か…)




その時だった―――





『…んっ……』


(ん…?声…?)


『ね……ダメよ、こんなトコで……あっ……』

『だめ…オレ我慢できない…先生っ…』



(……!この声って数学の宮下先生…!?)

おれは自然と本棚の影に身を隠す。

(つか、どういう状況だよ…。って、大体検討つくけど…。相手生徒…だよな…。)


『ん…ホントに……ダメ…』

『先生ダメっていいつつココこんなになってます…』

『ぁあっん…』


(どこがどうなってんのか知らないけど!
ここ学校の図書室で…。
しかも先生と生徒って…。)

教師のおれがこういう考えはマズイかもしれないけど、恋愛は自由だとは思うから立場が先生と生徒でも、お互いが真剣ならおれは良いって思っている。


(ただ、まだ他の先生と生徒も残ってる時間にここではマズイだろ…宮下先生…)


ここはわざと物音を出して退散して貰うべく、本を手にとり下に落とそうとした時―――
おれの視界に影が落ちる。


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