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tomomi
【若奥さん 官能小説】

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tomomi 2-4

「さみしい…な。」

「そう言うなよ。
でもこうした事はちゃんとしといた方がいいぜ。
例えば俺が姉さんの事を誰かに喋れば、みんなイチハチで一晩付き合ってくれる女がいると思うだろ?」

「そうね…あなた以外の男となら私も嫌かも…」

「それと金の受け渡しは必ず部屋に入ってからする事。
俺が刑事だったら捕まっちゃうぜ。」

「あら、どうして?
後でもらっても先にもらっても同じでしょ?」

「いや、ホテル以外で代金を要求すればその時点で売春が成立してしまう。
でも、ホテルで二人きりになってしまえば同時に買春も成立するから立件できなくなるんだよ。」

「詳しいのね。
もしかして、本当に刑事さん?」

考えてみれば、こんな遊び人が警察官だったら世も末かも知れない。
だけど警察官も男だし、立派なものは持っていないとは限らないのだ。


男と別れてから私はすぐにタクシーで帰宅した。
股の間に何かまだ挟まってるような気さえする。

男の事を思い出してあそこに手をあてたまま、いつしか眠りこけてしまった。
体力的にはかなり消耗したみたいだ。

朝になって洗濯物を干していてもまだ男の感覚は残ってるような気がした。

私はまた知美という女に扮して夜の街を徘徊してみようと思っている。


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