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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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盛春の一週間-9

「おぅ〜、サク〜!」

無理矢理輪に入って来たのは…三池だった。
女子がさっそく甘ったるい声を出して迎える。

「あっ、三池くんだ〜」

「なになにー、何話してたのよ、みんなしてぇ?」

「う〜んとねぇ、亜紀子が転んでアザ作って、それをサクが見付けたって話?」

「えー、片桐サン、転んだのぅ、大丈夫ぅ?」

「え、あ、うん、平気」

片桐、ちょっと引き気味。
ざまぁみろ三池。

「オイラもさぁ、バスケ部だから、よくアザ作るのよー、ねぇサク?
けっこうウチのバスケ部、強いし?
あっ今度試合あるんだ、見に来てよぉ」

…うっわ、すげぇ強引な展開。
でも女子は、黄色い声で行くー!なんつってる。

「サク、次の試合、どこでだっけ?
片桐サンも来るっしょ?
昔はチビだったサクと、オイラのコンビの活躍、見に来てよね!」

…うっせーよ!
わざわざこの場で"昔はチビ"とか言うか?普通!

「三池、やめよーぜ、好きでもない女子呼んで、ぎゃーぎゃー騒がれても、試合なんて集中できねぇし!」

「えーサクうざぁい!
三池くん、応援行くからね!
試合の場所、分かったら教えてー!」

そこで、予鈴が鳴る。
つーか、なんで俺が悪者?
三池のヤツ、本気で片桐を狙う気?
バッカじゃねーの、片桐は、俺のなの!
席に戻り、先生が来るまでの間にメールを打つ。
《無題
:今日17時教室》
しかし…返事は来なかった。
部活が終わって教室に戻っても、片桐はいなかった。
…俺が何をしたってんだ?
まさか俺は…三池の口車に乗せられたの、か…?


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