投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

留守番の夜の最初へ 留守番の夜 78 留守番の夜 80 留守番の夜の最後へ

盛春の一週間-14

〜土曜日の… 〜

一試合目、俺は絶好調だった。
対して、三池は絶不調。
応援は、ハデな私服の太田の声しか聞こえてこない。
でも一度ちらりと見た時は、ばっちり片桐と目が合った。
そんなんでも、応援されてる気になれるもんなんだな。

昼休み。
結局、片桐と太田、三池と俺の四人で食べることになってしまった。
ところが。

「はい、三池くんはコレね!」

「へっ何、ど、どういうことぅ〜?」

女子二人が作ってきたのは、個別の弁当を2つずつ。
俺には…

「サク、はい」

「さ、さんきゅー…」

片桐から一箱渡される。
後で聞いたところによると、夜のうちに太田と相談して、それぞれに作ることにしたらしい。
やけに太田にニヤニヤされると思ったら、そういうワケか。
でも、すげーウマくて、量が多いのに完食しちまった。
おかげで体が重たくて、午後の試合はあっさり負けた。

ま、いいか。
まだ14時だし、CDでも見て帰るかな。
着替えて更衣室を出ると、コーチに呼びとめられた。
昨日の三池とのトラブルを聞かれたので、かなり事実を曲げて説明する。
時間はかかったが、なんとか納得してくれたようだ。
更に、今日のプレーを褒められ、技術的な話になった。
終わって下駄箱に行った時には、もう俺一人…
…いや、違った。

「…おつかれ」

「なんでまだいんの、お前」

「…待ってた。
ね、今から、ヒマ?」

にこっと笑う片桐のバックに、花が飛んでいるように見えた。
あ、なんだ、片桐がツツジの咲き乱れる生け垣の前にいるからじゃん。
…どうかしてるな、俺。

「また、バイク乗せてくれない?」

えっと?
これは…どういう意味っスか?誰か教えて。




留守番の夜の最初へ 留守番の夜 78 留守番の夜 80 留守番の夜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前