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人妻の妄想、そして
【熟女/人妻 官能小説】

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人妻の妄想、そして3-3

「珠代さん!」

改札口から出てくる人の流れをキョロキョロと見ていた私。
背後から不意に声を掛けられ。
ハッとして振り返りました。

「ま…正俊くん」
私は気恥ずかしさにハニカミながら初めて見る正俊くんを見つめました。
爽やかな感じの正俊くん、やっぱりタイプでした。
正俊くんもニコヤか笑っています。
そんな顔を見ていると一気に緊張が高まってきました。
その緊張に喉がカラカラになってきましたが。
「ど…どうも始めまして」
年上としてお互いの緊張を解く様に話しかけました。

「始めまして…って気がしないなぁ」
正俊くんがおどける様に言いながら近づいてきました。

「電車で来たんじゃないの?」
不思議と私も初対面と思えない様な気持ちになっていました。
発する言葉にしてもそんな感じでした。
これが電話の力でしょうか。
まぁ…そんな電話の力はさておき。

「待ちどうしくて…一時間くらい前に着いちゃった」
気恥ずかしいに笑う正俊くんの顔。
グッときました。

今の私は十代の頃、デートで感じたトキメキ。
それと同じトキメキを感じていました。

そして。
ご馳走をする気満々の正俊くんは。
私をお寿司屋さんにつれて行きました。
回らない処です。
お寿司が好物…確かにそう話した事はあったのですが。
「もっと簡単な物でいいわよ」
正俊くんのご馳走になるのは…まぁ彼の顔を立てる為に受け入れてはいますが。
あまり高い物は気が退けてしまいます。

「いいから…いいから」
でも正俊くんは人懐っこい笑顔を浮かべて私の手を引いて行きました。

お寿司はとっても美味しかったのですが。
久々に男の人とする食事です。
なかなか喉を通って行くものではありませんでした。
それでも微笑み合いながらの食事を終え。
次はいよいよホテルです。

もちろん私も正俊くんも最初からそのつもりだったので。
タクシーに乗り込む際も何の躊躇もありませんでした。

「ゆっくり出来る処へ…」
言葉少なく正俊くんが運転手さんに告げました。
運転手も慣れている事といった感じでクルマをスタートさせました。
クルマがスタートすると。
正俊くんが私に微笑みかけ小さく頷きました。
私も緊張と微笑みの中間の表情を浮かべ。
小さく頷き返しました。

そして数分後。
正俊くんの手が私の膝に添えらてきました。
パンスト越しとはいえ、男性の指の感触。
私の胸は早鐘の様に高鳴ります。
正俊くんはそんな私をもう一度見つめてきました。
今度は微笑みはありませんが…そこには限りない優しさがある様に思えました。
私もその優しさに溺れる様にそっと股を広げました。
すると立っていても膝丈よりも短いスカートです。
パンストに包まれているとは言え、むっちりと肉の付いた私の太ももが剥き出しになってきました。
正俊くんはそん私の内股に躊躇なく。
優しくて力強い指先を這わせてきます。
正俊くんの触れている場所…そこはまだ太ももなのに私のショーツの中はじっとりと潤んできます。
そして私もいつしかズボン越しの正俊くんの腿を震える指先で愛撫していました。
そして…クルマは街から少し離れたホテルへと…。


つづく


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