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美奴隷・女として
【その他 官能小説】

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美奴隷・女として(5)-6

(16)

カルチャー・センターでの先生はとても優しい先生でした、
その先生が今は野獣のようになって私と恵美さんを縛り、
先に指で逝った恵美さんを横に見ながら、私を犯そうとしているのです。

先生は素晴らしい作品を描く天才的な画家ですし、
私はそんな先生を今でも尊敬しています、
その先生が野獣になったとしても、その思いは変わりません。
初め、私はその変化に驚いたのですが、
それも先生の他面だと解れば
かえってそれに興味を持ったのは私が先生を好きだったのかもしれません。


私を奴隷にする目的で先生は恵美さんを利用して誘い、
教室で私に目を掛けたのかもしれません、
それでもいいのです。


それは先生が私に興味を持ったと言うことですから、
それはどんな女にとって嬉しいことなのですから。

毎日が平凡で生きる喜びを見失っていた私に、
それがたとえSMという世界であっても、
私にとって生き甲斐になろうとしているのです。

一度その喜びを知ってしまった私はもう戻ることは出来ないのでしょう。
いえ、今からでも戻ることは出来るかも知れません、
でも私は決めたのです、
私は自分を求めてくれる人が居るのなら、
それが普通のノーマルな世界でない人でも、
私を認めてくれるのなら、私を求める人なら、
私の心と身体をその人捧げようと思ったのです。


まだその先がどうなるのかは解らないのですが、
たとえ縛られ、叩かれ、犯され、辱められても、
それがいつかは喜びに変わる気がするのです。

そんなことを考える私は自分では解らなかったのですが、
天性のM気質なのかもしれません。


私は、今まで心から感じて気持ちが良くなって逝ったことがないのです。
それは夫の未熟のせいか、私のせいかは解りません、
それをこの世界で知り、心から感じ狂ってみたいと思うのです。


それをこの世界で経験できるのなら素晴らしいことだと思うのです。
その為には今の不自由ない生活や家庭を壊すかも知れない、
でもそれに後悔しない・・と思うのです。

これから経験することを思い、
興奮し私は犬のように四つん這いになっていました。

私は先生にそうなるように言われていたのです。
もう先生も裸になっていました、
先生の身体は程良く締まっていて、その顔も甘く、
そして精悍な、どちらかと言うとスポーツマンタイプなのです。


先生は女性からもてないわけはないのでしょう。
後で聞いたお話では、
相当の数の女性と付き合っていたようなのです。

私もそんな女の一人かも知れません、でもそれでも良いのです。
私が好きになってしまったのですから、
その先生に犯されるのなら・・。



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