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仔猫の診察
【同性愛♀ 官能小説】

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仔猫の診察-7

「見ても減らないわよ?
かわいいパンツね?」

くすっ、と笑ってみせる。
みほがやっと脱ぎさった、くちびると同じ色の、薄ピンクのショーツ。

「さ、座って、アレに」

す、と指をさす。
と、更に高山みほは真っ赤になった。
まぁ、たいがいの患者は赤くなる。
それか、動揺を隠そうとして無表情になる。
…この、産婦人科用の診療イスを見ると。
背もたれは軽く寝かされ、膝立てした足を乗せる板がある。
高さは、ちょうど、わたしの座った目の位置に股間が来るように合わせてある。
ただ、普段はへそ辺りにカーテンがあるのだが、昼休みのため、今は脇に引いてあった。

少しサディスティックな気分になったわたしは、かわいらしい患者さんをせかしてみた。

「高山さん?早く座って、"見せて"ちょうだい?」

ホントは、"診せて"、だけど。
近寄って、見守るように立つと、彼女はおすおずと椅子に這い上がり、そこに正座した。
椅子に登る時に、膝上5センチのスカートから、白いふともも、暗い分け目までが見えそうになり…
初めて、自分の患者に欲情しそうになった。

「正座してないで。ほら?」

わたしは、慌てて性欲を隠す。
でも…ぺたんと座り、両手をもじもじさせて見上げてくるこの患者は、かわいすぎる。

「高山さん…緊張しないでいいのよ?」

優しく髪を撫で、頬をかすらせて肩に手を置き、押し倒した。
肩から、するりと脇を伝い、腰を撫で、両足の足首まですべる。
黒いナイロンソックスの足首は、華奢で美しい。
足の甲を持って板に置かせ、両膝に手を当てる。
さすがに、かすかに抵抗したが、徐々に股間が、高山みほの性器があらわになってゆく。

…くちゅっ

え…?

思わず、患者の、高山みほの、顔を見てしまった。
真っ赤な顔で瞳を閉じ、両手のこぶしを口に当てて…かすかに震えている気がする。

「高山さ…」

涙声にはばまれる。

「分かってます!
ごめんなさい!…言わないで…」

「…責めてるんじゃないのよ?ただ…」

「ごめんなさい!!
…あの…軽蔑しないでください…」

なんてせつない声を出すんだろう、この子は。

「軽蔑なんて、しないわよ?
高山さん…なぜ、濡れてるの?教えてくれない?」

そう。
なぜ、あなたは音が鳴るほどに、濡らしているの?

「…っ、だって…」

立ち上がって、膝の間から頭の方へ乗しかかり、仔猫の瞳を見つめる。
頭の脇についた手を上げ、さらりと髪を梳く。

「だって、なぁに?」

かわいい、仔猫。


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