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帰宅後の姉妹
【同性愛♀ 官能小説】

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帰宅後の姉妹 -1

「ふー、ただいま。」
「ただいまー。疲れたー。」
両手に荷物を持って大学生の岡崎幸子と高校生の岡崎順子の姉妹が自宅の玄関のドアを開けて
家に入った。二人は両親の実家に行き、その帰りに幸子の彼氏である同じ大学の純一と
順子の彼氏である同級生の野村正之とウィークリーマンションでレズプレイも含む
セックスをし、そしてそれぞれ家に帰っていったところだった。
「ふああ、眠いから私、部屋で寝ているね。」
順子がそう言って荷物を居間に置くとそのまま自室へと向かった。
「寝てなさい。あの後バスルームで正之君としたんでしょう。
そりゃ眠くなるのも当然だわ。」
幸子が順子に昼寝するように言った。すると家の電話のベルが鳴った。
1980年代後半の頃はまだ携帯電話も普及していなく、家の電話とテレホンカードが
唯一の情報伝達手段だったのだ。
「あ、いいわ。私が出るから。順子はもう寝てなさい。」
「ごめん、お姉ちゃん。ふああ・・・。」
自室へ向かう順子を見届けてから幸子は受話器を取った。相手は幸子と順子の母親からだった。
「あ、幸子?もう帰ってきたの?」
「うん、今帰ってきたばかりだよ。」
「順子は?」
「昼寝しているわ。」
まさか昨日の夜に姉妹のそれぞれの彼氏とウィークリーマンションで
姉妹レズも含めた倒錯したセックスをしていたなんて言えるわけがない。
「そう・・・。実は田舎から家に帰ろうとしたんだけど雪で電車が止まっちゃって
帰るのは明日の夜になりそうなのよ。」
「・・・そう。大変ね。」
「だから今夜は後でお金上げるから買って食事しておいて。」
「わかったわ。」
幸子はそう言って受話器を置くと順子の部屋まで歩くとドアを少し開けた。
開けてみるとベッドに布団に包まっている寝ている順子の姿あった。
ブラウスやスカート、靴下などはそのまま床に脱ぎ捨てられていたので
どうやら下着だけで寝ているようだった。
「お母さんから連絡があって今日は雪で電車が止まったから帰れないって。」
幸子がそう言うと順子が眠りながら答えた。
「そう・・・。わかったわ。」
「夕食とかはスーパーで買ってくるから順子は寝てなさい。」
「・・・わかったわ。ごめん、お姉ちゃん。」
「いいわよ。」
幸子はそう言うと順子の部屋のドアを閉めた。
そしてしばらく順子の部屋のドアを見つめていた。
(この部屋で正之君と順子は初めてしたんだ・・・。)
もちろん幸子はその前に教師不信になっていた正之が当時の副担任だった
佐和子と初体験を済ませ、セックスに慣れていた事など知る由もない。


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