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ピリオド
【姉弟相姦 官能小説】

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ピリオド 終編-30

「イカされて…直ぐに挿れられたんじゃ…たまんないわ」

 上へと乗ってきた。

「う…ん」

 形勢逆転。
 亜紀は、口唇や舌でオレを責めたてる。

「う…」

 首筋から胸、腹へと舌は移動していく。半ば閉じられた目は、妖しく輝いていた。

「ふ…うん…」
「ああ…」

 亜紀の口唇が、オレのペ〇スを咥えた。
 唾液のヌメリと舌の刺激は、すでに爆発寸前なオレを一気に昂らせる。

「あ…亜紀、そんなに…ああ!」
「いいよ、出して」

 亜紀の首の動きが激しさを増した。

「うッ!…ああッ」

 腰から脳天へと電流が走ったその瞬間、ペ〇スに強い痺れがきた。

「ふ…んん…」

 2度、3度、4度と、オレの中に溜まっていた精液が外へと吐き出される。亜紀は苦し気な表情で、それを全て口中で受け止めた。

「…はああ」

 脱力感が身体中に駆け抜ける。

「もう…こんなに出して」

 辛いのか、楽しいのか分からない表情。

「何も飲まなくったって」
「ダメよ」

 強い口調。

「わたし、和哉を全部で感じたいの」
「亜紀…」
「これでお互い一回つづね…」

 亜紀はそう云うと股を大きく開いて、濡れた秘裂を覗かせた。

「今度はここよ…」

 欲情した表情が興奮を沸き立たせる。オレは一気に貫いた。

「はあッ!ああッ!」
「ああッ!亜紀ッ」

 互いの性器が擦れ合う。その度に喘ぎ声が耳に響く。

「ああッ!和哉ッ、和哉ッ」
「亜紀ッ、亜紀ッ!」

 確かに、亜紀の云うとおりだ。この数ヶ月。いや、互いに親元を離れてからオレは、自分の想いに嫌悪感を覚えつつ、何ら変われていなかった。

 幼少の頃に抱いた“好き”が、いつしか“わがままな愛”へと変わり、姉を抱いて悦びの声を挙げている自分は、異常性欲者なんだ。

「ああッ!亜紀ッ、出るッ」
「はッ!あああッ」

 にガマン出来ずに、オレは膣内(なか)に出してしまった。
 1度2度3度と注ぎ込まれる精液。許されぬ行為は、まさに蜜の味だ。

 絶頂に達した亜紀の喘ぐ表情を見て、また身体を欲してしまう自分の浅はかなことよ。

(…なさけねえや)

 そのまま、欲する想いにまかせた行為は、明け方まで続いた。




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