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ひかり
【兄妹相姦 官能小説】

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EP.5 お兄ちゃんは超デカブツ-5

「約束したよな。見せろ」
「あっ、ああうん、でもまだしてほしいポーズがあるの。悪いけどその後で」
「見せなさい、ひかり」

急に静かな声で言われ、ひかりの背筋に冷たいものが走る。
それ以上何も言ってこないが、典明は見せ付ける様に腰を上下させて、威嚇していた。

「いやいや実はさ、失敗しちゃったんだよね。お兄ちゃん見たら絶対怒るから・・・」
「失敗は成功の母、千里の道も一歩からだ。さあ見せなさい、約束だろう?」

有無を言わさない迫力を滲ませながら、じりじりと近づいてくる兄。
ひかりは苦笑いしながら後退り、何とか逃げようと必死に距離を離していく。

「嘘はいけないぞ、ひかり。約束を破るのはやってはいけない事なんだ」
「だっだから失敗しちゃったんだって・・・」

実戦さながらの気迫で間合いを詰めてくる兄に、次第にひかりの足は鈍り始めた。
表情は変わらないが目には明らかに殺気が宿っており、蛇の様に鋭い。
ひかりは睨まれたカエルの様に竦み上がり、その場から動けなくなってしまった。

「手荒な真似はしたくなかったんだ・・・」

典明は震えている妹の手に握られたスケッチブックを、そっと自分のもとに寄せる。

「か、返して!」
「そう照れるな。身内に見せるのが恥ずかしいのかもしれないが、たまにはいいだろ」

見せたくないのは別の理由なのだが、典明には伝えられない。

「そうじゃないの、とにかく駄目!お兄ちゃん!」
「すぐ返すよ。ちょっと見せてくれたっていいじゃないか」

典明は嬉しさのあまり舞い上がりそうになっていた。
ほんの数日前まで変態呼ばわりしていた妹が、もう一度お兄ちゃんと呼ぶ様になって、
おまけに自分の似顔絵まで描いてくれたとあっては、喜びのあまり大砲が更に強化されるというものだ。

「なかなか上手く描けてるな。ひかりの絵は可愛らしくて好きだぞ」
「あ、ありがと・・・」
「どうした、声が震えてる。寒いのか」

ひかりを心配している典明は全裸のままである。
ページをめくろうとしたら、ひかりに手首を掴まれた。

「痛いよひかり。離してくれ」
「・・・・・・」

掴んだまま離そうとせず、仕方ないので捲ろうとしたらさらに力が強くなっていく。

「失敗したって言ってたな。余程見せたくないくらい酷いものなのか」
「うん、酷すぎ。お兄ちゃん絶対(下半身が)真っ赤になるから」

典明は口元をへの字にして何やら考えていたが、やがて眉を上げて息を吐いた。
嫌がる妹に無理強いしても仕方ない、と諦めたのだろうか。


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