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ひかり
【兄妹相姦 官能小説】

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EP.3 お兄ちゃんは超コスヲタ-5

「もうこんな時間かー。腹が減ったなあー」

急にわざとらしい明るい声を出して、時間を確認する典明。
ひかりもつられて時刻を見たが、すでに正午を回っていた。
まだそれ程着こなしてはいないのに、思っていた以上に時間が加速していたらしい。

「ひかり、たまには飯作ってくれよ。出来るだろ、毎朝弁当作ってるんだし」
「こここの格好で?!」
「何言ってるんだ、布が足りないだろ。ほら」

ひかりは差し出されたフリルのカチューシャを叩き落とした。
布をつけなきゃならないのは頭じゃない、特に下半身の方だ。

「我慢すればいいじゃん。お昼抜いても大丈夫だよ」
「・・・お兄ちゃんは悲しいぞ。飯すら用意してくれないとは」
「じ、自分で作れば!もう知らない、着替えてくる!」

服を取りに戻ろうとして、自分が尻丸出しな事に気付く。
背を向ければ、尻を見て興奮した変態に襲われるだろう。

今度は・・・奇跡は起きないかもしれない。

「しね!しねっ!!しねっばかっ!!」

ひかりは泣きながらキッチンに立った。

早速典明が移動し、背後に張り付いてきた。
まだ前はともかく後ろは本当に裸同然なので、ひかりは見られる事が嫌で堪らなかった。

典明は一切自分から手を出さずに、じっとひかりの事を凝視している。
目を離したら包丁で怪我をしてしまうので振り返れなかったが、果たして兄はどんな顔をして自分を見つめているのだろう。

(どこ、見てるんだろう・・・この変態・・・)

おとなしくうなじや背中だけを見ているとは思えない。
尻の割れ目を上から目線でなぞっているのだろうか・・・?
それとも、その先にあるひかりの秘部に想いを馳せているのか。

或いは、太ももの付け根に乗っかる尻肉の曲線をなぞっているのだろうか

(やだ・・・こんなのもうやだ・・・早く服着たいよぉ・・・)

口車にまんまと乗せられた事が余計にひかりの羞恥心を煽っていた。
キッチンには材料を切る音だけが、不規則に、時折思い出した様に響いている。

何とか材料を切り終えて鍋に入れ、浸るくらいに水を注いでから火にかけた。
典明はどこにいるのだろう。恥ずかしさのあまり、確認すら出来ない。

もしかして、ちょっとしゃがみながら見上げているのかもしれない。
普通に見るより深く尻の穴が見えそうな角度を探して、顔の位置を変えながら・・・
あるいはもっと近くに、ぎりぎり肌が触れない所まで近づいて、自分の胸の谷間を見ているのかもしれない。

(やだ・・・なんか・・・変だよぉ・・・っ)

見る事は出来なかったが、ひかりは自分の股間がじんわりと熱くなっているのを感じていた。
これは、ひかりにとって初めて味わう感覚では無かった。

兄の目を盗んで何度か自分でそこをまさぐり、慰めた事があるのだ。
今迄なぜその変態が気付かなかったのだろうか。



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