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枯れ落ちる葉、朱に染まる紅葉
【レイプ 官能小説】

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枯れ落ちる葉、朱に染まる紅葉-64

「さあて、そんじゃ俺のも気持ちよくしてもらおうかな……」
 両足を自由にされると、今度は彼の下半身が覆いかぶさってくる。
 大きく、太くたくましいもの。ぬらっと光ったように見えるが、その興奮が伺える。
「ん、んむむぅ……べろり、ちゅ……」
 口に無理やり押し込んでもらうことがせめてもの救い。自分から咥えるには、まだ抵抗があった。
「さつきちゃんの口マンコ、やっぱりきもちいいな。まじでこのまま射精したら、武彦の奴、どんな顔するんだろうな!?」
「んむ、んちゅ、ぷはぁ……、武彦なんて関係ないです……、勝手に射精でもなんでもしてください! ぶちゅ、べろ……ちゅっちゅ……」
「はは、強がるなって……武彦には内緒にしといてやるからさ!」
 太い指が陰唇を捲り、膣口のあたりをこちょこちょとなぞる。くすぐったさと、とろけるような快楽があり、シーツと陰茎をぐっと握ってしまう。
「くぅうう〜〜〜!!!」
 どうしようもないぐらい快楽が生まれる夏雄の愛撫に、さつきはただただ目を瞑って堪える。
「ああん! いく! いくよ、いっちゃうううう〜〜〜!!!」
 だが、それも中指がずっぽりと嵌められることで崩れる。夏雄がさつきの膣をぐりっと中指でかき混ぜたと同時に、さつきは達してしまう。
「はぁん! あっ……あぁ……、また、いっちゃった……いく……きもひ、いい……」
 はぁはぁと荒い息をするさつき。顔には陰茎から汁がこぼれ、頬を伝うも、それを指先でなぞり、唇へと運ぶ。しょっぱさのあるそれを舐めたあと、心臓がどくんと動くのを感じた。
「はは、もういったのかよ。ほんといきやすいね。まあいいや、そんじゃもっと気持ちよくなろっか?」
「い、いや……もうだめ……これ以上されたら死ぬ……死にます……」
「おいおい、そんなこというなよ。そんなことされたら武彦が悲しむぞ? もっと楽に構えなよ……」
 さつきとしてはモノのたとえとしたつもりだが、夏雄は額面どおりに受け取ったらしい。その様子がおかしく、さつきは「ぷっ」と吹き出してしまう。
「死にたがりのさつきちゃんに生きる希望を与えるとするか……。今日は特別に生でしてあげます!」
「そんな……、やめて……ください……」
 ――また生でされるのか……。やだなぁ、気持ちよすぎるし、声、管理人さんに聞こえないといいな……。
 昼間、ゴム越しでの行為は薄かった。滑らかに膣壁すべるだけのセックスは無機質であり、トイレという場所、武彦や部員達に隠れてというシチュエーション以外に興奮する要素はなかったのが本音だ。だからこそ声も抑えられたわけだ。
 妊娠のリスクは少ないはず。危険日は過ぎており、最悪ピルを飲めばよい。最近は行為後に飲んでも効くものがあると聞いており、不安だったら薬局に走ろうと軽く考えていた。
「いやよのいやもすきのうちってな……そぉら、濡れまくりの精液便所マンコにオチンチンを入れてあげますよ……」
 左向きに横にされるさつき。左足を持ち上げられ、そのまま背後からあてがわられ……、
「ひうぅぅ……んくぅ……」
 濡れているのは自分でもわかる。ただ、おおよそ人並はずれた大きさの夏雄のを受け入れるには、さつきの秘所も経験不足。むりむりっと入ってくるそれを拒む、というよりは受け入れようと腰をくねらせ、亀頭を飲み込む。
「くぅううううううぅぅん……」
 まだ亀頭しか入っていないのだが、その雁首がさつきの敏感な部分を擦る。
「なんだよ、いれられただけでいっちまうのか?」
「ぐぅ、しかたないでしょ、先輩の、大きすぎるんだってば……」
 二人の体勢が少しずれた瞬間、それはほんの些細な動きにも関わらず、さつきは大きく仰け反り、後頭部で夏雄の顔面に当たる。
「おいおい、いてえよ……」
「だって、あ、だめ、ひっ! いく……いく……」
 今度は細かく震えだし、びくびくとわななく。


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