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下校途中の寄り道
【学園物 官能小説】

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下校途中の寄り道 (5)-5

正之はふと目を開けた。2回目のセックスでさすがに疲れたのか、肉棒を胎内から抜いて
コンドームを取ってティッシュで包んで捨てた後でそのまま寝込んでしまった。
寝室の時計を見るともう12時だった。幸子と純一はもうセックスが終わって
寝込んでいる。幸子のモデルのような全裸を見てももう興奮しなくなっていた。
そして隣で横になって寝ている順子の全裸を見るとまた肉棒が怒張しようとしていた。
正之はもう順子でないと性的な興奮は起こらなくなったのだ。
正之は床に放り投げられていたバスローブを着ると順子が目を覚ましてしまった。
「うう、あ、正之。」
「ああ、ごめん。起きた?」
「ああ。」
順子は起き上がるとその美乳と秘毛に隠された秘部の全裸の体にバスローブを羽織って着た。
寝室のドアを開けて、窓のカーテンを開けた。雪は止んでいたが降り積もっていた。
雪化粧に街灯の光が反射して街を明るくしていた。
「うわあ・・・積もったなあ。」
「でも明日は晴れるらしいわよ。」
二人はそのまま熱いシャワーを浴びた。
「今日何回目のシャワーだろうな。」
「もう昨日よ。」
二人は談笑しながらシャワー浴びた。
その後バスタオルで体を拭くとまたバスローブを着てキッチンのテーブルに向かい合って座った。
冷蔵庫から飲み残したシャンパンを出し、二人分のグラスを出してシャンパンを注いだ。
「乾杯!」
「やっと二人だけになったな。」
「さっきの・・・。」
「?」
「さっきお姉ちゃんとキスしちゃった事だけど・・・。」
「いいよ。怒っていないよ。というか・・・実はあれを見て興奮した。」
正之の言葉を聞いて順子もホッとしたのか思わず笑ってしまった。
正之も笑ってしまった。すると思いだしたように順子が立ちあがって
バックからリボンを付けた紙袋を取り出した。正之も思いだしたように
バックからリボンを付けた包装された箱を取り出す。
「はい、これ、少し早いけどクリスマスプレゼント。そして二人が付き合い始めて
1年目の記念日のプレゼント。」
「俺もクリスマスプレゼントであり付き合い始めての記念のプレゼント。」
正之は袋を上げるとそこには手編みのマフラーが入っていた。
「試合や勉強の合間に編んだのよ。」
「これはいいな。ありがとう!」
順子は包装紙を取って箱の中身を見る。それはカチューシャと呼ばれる髪飾りだった。
「うわあ!ありがとう!」
「あれからもう1年経ったんだよな・・・早いもんだよ。」
「そうだよね・・・。」
「佐和子が死んだ時に順子が助けてくれなかったら・・・。」
「実は・・・あれ篠原先生の声がして『急ぎなさい』って言われて走ったの。
何のことかと思って走って駅に着いたら正之が飛び込もうとしていたから止めたの。」
「そうだったのか・・・。」
(順子を呼んだのは佐和子だったのか。)
「でも今は・・・。」
「?」
「今は順子だけしかいないんだ。」
「正之・・・。」
二人のカップルを雪化粧が温かく見守っていた。


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