投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『乙女の願いは俺を悩ます』
【コメディ 官能小説】

『乙女の願いは俺を悩ます』の最初へ 『乙女の願いは俺を悩ます』 10 『乙女の願いは俺を悩ます』 12 『乙女の願いは俺を悩ます』の最後へ

第3話『ふつうがいちばん』-1

第3話『ふつうがいちばん』


この前、友人Kに「最近おまぃら仲いいけど、いつの間にデキてたんだよ?」的なことを言われて、うっかり反射で「ただのセフレだ!」なんて反応してしまったら、ドン引きされた。

なんでドン引き?!
そこは男やったら食い付くトコやろ。
・・・俺ってそーゆーかんじやないってコト?!てか、俺ってどーゆーイメージなん?
これぞ日々の刷り込みの賜物か・・。俺としたことが全く不用意なことを言ってしてしまった。


そしてある日、またまぁが、
「そろそろフツーのセックスというものがしたいデス。」
なんて、突然言いだしたのだった。

―― だから、普通のってどないやねんっ
俺は心の中でビシッとツッコミを入れていた。

「ねぇ。しゅーちゃんって童貞さん?」

(がくっ)

・・平気でそんなこと訊いてくるヤツだ。

しかし、どうなんやろうなぁ・・・

どーも快楽主義に走りがちなまぁ。
よくよく聞き質してみたら、お手軽なネット情報からはじまって、AV(最近じゃ宅配で簡単に借りれるもんな)、ポルノな読み物(軽く腐ってやがった(涙)、・・BL含む)、大人の玩具、薬(?)・・・
と、可能なかぎりいろいろやっていたようなのだ。
我が幼馴染ながら恐ろしいやっちゃ。

しかし、どーしておまえはそんなにエロに目覚めてしまったんや?

そしてこのあいだ、玩具なんかではついに満足出来なくなったのか、たまたま手近にいた俺なんかにケツの穴(ここ微妙・・)を捧げてしまったのだった。

いまさらながら俺は動揺を隠しつつ何気に訊いてみた。
「おま、普通のってどんなんよ?」

そうなのだ・・。
俺たちはアレから『普通』のよーなコトをやっていない。なので形式的には世間一般でいうような『普通』のセックスはまだしていないといっても差し支えないだろう。たぶん・・。

「んーとねー。フツーにキスからはじめるの〜」
うっとりと夢見る少女のようにまぁが答える。
「キス、ねぇ・・」

思えば俺のはじめてのチューは小3のとき、家族で行った田舎の海で・・・(って、くだらないハナシなんでここカット。この記憶は強制消去! 皆さんのご想像にお任せしマス)。
あれはあるイミ、もう時効ってことでノーカウントになるんやろうか?

「ちゅーしよ。しゅーちゃん、ちゅ〜」
はっと気付いたら、いたずらっぽい表情を浮かべてまぁが俺に迫ってきた・・。

―― 俺なんかでホンマにいいんかよっ?! って、

「ちょい待てぇーぃ! ここはアッカーンっ!」
近づいてきた顔を全力で引ひっぺがす。
この大バカモンがっ!
「ティーピーオーってもんを考えぇっ!」

・・・それにしても最近、気になるのは、コイツが処女か非処女か?ということだった。
「いまさら?!」って、ソコ、つっこむの禁止な。



『乙女の願いは俺を悩ます』の最初へ 『乙女の願いは俺を悩ます』 10 『乙女の願いは俺を悩ます』 12 『乙女の願いは俺を悩ます』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前