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狼さんも気をつけて?
【幼馴染 官能小説】

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狼さんも気をつけて?-17

「ん、あふぅ、あはは……もう、明ッたらくすぐったいてばぁ……犬みたいだよ?」
「俺は犬じゃなくて狼」
 そうは言いつつも、今の彼は泣いている主人に必死になって擦り寄る愛犬そのもの。
「うふふ、なら、夢は可愛らしい赤頭巾ちゃんね。やっぱり食べられちゃうの?」
「……ああ、俺は悪い狼だから……だから、夢のこと……」
 オシリを持ち上げると、菊門と性器の縦の割れ目が丸見えになる。稚拙とはいえ充分にクンニをされた秘部は、唾液と愛液が混ざり合っている。
 明はごくりとツバを飲み込むと、とろとろになった秘裂に自らを突き立てる。
「はううううんん……くはぁ……あ、あ、あぁん!」
 ニュチュリと粘着質な音を立て、二センチ、また二センチとペニスがヴァギナに飲み込まれていく。
 膣腔の締め付けは思った通りにきつい。彼の偏った性知識だと、セックスとは『リズミカルに腰を打ち付けあうスポーティーなもの』との認識だが、実際はそれほど芳しくない。四苦八苦しながらも腰を動かすと、侵入を拒む何かに触れる。
「やぁ……、明の……アレにあたっちゃう……」
「アレって?」
「バカ……、夢は初めてなんだよ……女の子の、大切なもの、だもん……」
「ごめん、俺バカだから……、夢、力、抜いて……」
 太腿を掴む手に力が入り、ジュプププと耳障りな音を立て、明は夢に包まれていく。
 ムチリという鈍い音を合図に腰が滑る。愛液で潤う膣内部が処女膜と引き換えに牡を受け入れると、破瓜の痛みに耐えるため、夢は目をぎゅっと瞑り眉を顰める。
 想いを果たすべく重なり行く陰茎は膣襞に隙間なく纏わり付かれ、進むたびに複雑な凹凸で弄られ、昂ぶっていく。カリ首が擦られるとびりびりした刺激を与えられ、尿道を揉まれると、擽ったい気持ちとともに我慢汁を絞られる。
「あぁ、すごい……夢の、俺に絡みついてくる……」
 明は珍奇な呻き声を漏らすと、目を瞑り一人悦に入る。しかし、
「や、やっぱり痛いよう……夢、いたいのやーッ!」
 破瓜の痛みに耐えかねた夢は後ろ足で明を蹴り飛ばし、束縛を抜けようとする。
 苦しそうにシーツを掴む彼女に同情を抱きながらも、彼の心の片隅では彼女を貪りたいという衝動が膨らんでいた。
「待って、夢……わぁ……!」
 逃げようとする夢の肩を掴もうとする明だが、快感に麻痺しつつある身体がいう事を利かず、シーツに足を取られ体勢を崩すと、そのまま形の良いオシリに倒れこむ。
「はぁあああん……いたひぃ……あぁん……はぁ……強引、過ぎる……もん」
 鮮血と愛液の混じる女陰を理熱い肉棒が抉る。
 熱く固くなった男根を根元までねじ込ませると、細い肢体はしなやかに反り返り、逆に膣内部は激しく蠕動し、それにともない明の意識を快感の深淵へと導く。
「夢、ゆめぇ……、お願い、行かないで……」
 貫かれた痛みに耐えているのか、夢は逃げる気配が無い。それでも明は不安がり、四つん這いになって、しがみ付きながら腰を打ち付ける。
「ひう、はぁん、あ、あぁん、や、はぁ、あき……らの、甘えん……ぼ、さん……」
「甘え? なん……で、はぁはぁ、俺が甘えん坊……んくぅ、なのさ?」
 明は髪に隠れた耳を捜し当て、耳朶を柔く噛み付く。
「ん、あん……、や、耳……弱いかも……、あんまし攻めちゃやぁ……」
「なんで、はぁ、俺が、甘えん坊なの? 言わないと、んぅ、もっと、するよ?」
 舌先で耳をなぞり、ふうと息を吹きかけると、夢は小さな肩を強張らせ、身震いする。
「んふふ、だってぇ、夢がキライって言ったら、明、ぽろぽろとなきだしちゃったじゃない? 甘えんぼさんだもん、明は……」
「な、それは、その……だって、本当に夢に嫌われたくないから……」
 すっかり忘れていたが、彼は不覚にも夢の中で涙した。そしてそれは夢魔である彼女に知れてしまっている。胸の当たりに詰まるものを感じ、頭が瞬間で沸騰する。


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