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『深夜のコンビニ』
【OL/お姉さん 官能小説】

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『スープ』-6

「菜々子さ…」
「私だって田中くんのこと好きだよ!私の方こそ別れ話されると思ってたんだから…」
「菜々子さんもしかして泣いてるの!?」
「何で…そんなびっくりするのよ…」
「だって…」

田中くんは私の背中に手を回すとゆっくりとさすった。
久々の田中くんの腕の中はあったかくてびっくりするほど居心地がよかった。世の中にこんなにほっとする場所があるのかと私は何だか感動さえ覚えていた。




ずっとそのままでいたかったのに、しばらくして田中くんがもぞもぞと動き始めた。

「ねぇ…」
「は、はい」
「感動が台無しなんだけど」
「ごめんなさい!こんなの久しぶりだったから」

田中くんはぱっと手を放すと慌てて後ずさろうとする。私はその腕を掴むとぐいと引き寄せてキスをした。田中くんの体が一瞬固まる。
私は片手でエプロンを捲りあげ、ベルトに手をかけた。

「んんっ!」

舌を絡ませながらファスナーを降ろし、はち切れそうになっているそれを優しく握った。久しぶりの田中くんのそれは前よりも熱く固くなっているような気がした。

「ぷは!な、菜々子さん…」
「今まで、ごめんね」

私はそう言うと田中くんのものを口に含んだ。

「うあ…」

田中くんが床に両手をつき、顔をのけ反らせる。私は田中くんが愛しくてたまらなくて、夢中で愛撫した。

「菜々子さん…やばいです…」
「こっち向いて、田中くんの感じてる顔みせて」
「う…もう無理…」

口を離し、田中くんと目を合わせながら私はそれを包んだ右手を激しく上下させた。先程舐めていた時についた唾液のせいで手を動かすたびにクチュクチュと音がする。
時折苦しそうに息を漏らす、田中くんの切なげな表情をみているだけで私は自分もぐっしょりと濡れていくのを感じていた。

「菜々子さん…もう…いく…」
「いいよ。いっぱい出して」

そう言うと私は田中くんの唇をふさいだ。舌を絡ませ、手の動きをさらに激しくする。

「んっ!んううっ!」

田中くんがびくりと体を震わせた瞬間、私の太股や胸や顎にまで温かい液体が飛び散った。

「あっ!はあっ!うう…」

全てを搾り取るように少しきつめに握った手をゆっくりと上下させると、田中くんのそれは二、三度びくびくと痙攣し、その度に白濁した液体を吐き出した。

「はあ…はあ…」
「気持ち良かった?」

目を開けた田中くんは私を見て驚いたようだった。

「うわっ!ティッシュ!ティッシュどうぞ!」

ティッシュケースから大量に抜き取られたそれを手渡される。


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